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Senes Cannonau di Sardegna Riserva 2016 Argiolas [毒味または晩酌]

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Senes Cannonau di Sardegna Riserva 2016 Argiolas
セネス・カンノナウ・ディ・サルディーニャ 2016 アルジオラス

膨よかで継ぎ目がない。
フルボディだけれども、しっとり飲みやすい。

完成度の高さをヒシヒシ。
完成度の高さって大事ですね。
完成度ってなんやねん‥となると、バランスなんですけどね。
パズルのピースがパチっとハマってる感じね。

そのピースの多さ、細かさ、複雑な造形が多種多様であればあるほど、上質に複雑。

このワインも非常に複雑さを持ってるんだけど、難解ではなく濃さが浸透する。


文句なしに美味しいし、すんごくよく出来てる。
初ビンテージから扱い続けてますが、ハズレたことがないのも嬉しい。


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Cavaliere 2015 Michele Satta [毒味または晩酌]

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Cavaliere 2015 Michele Satta
カヴァリエーレ 2015 ミケーレ・サッタ

クリーム色で囲われ、ピアノブラックのワイン名や、黒枠がさらにグレーを引き立たせる渋い配色です。

ボルゲリと言えば国際品種で、逆にサンジョヴェーゼで成功している生産者は少ないかもしれませんが、老舗中の老舗、ミケーレ・サッタの歴史あるサンジョヴェーゼは、トスカーナの血とボルゲリという新しい器を見事に融合させてますね。

少しバックビンテージとなる2015年ながら、日本市場では現行扱いなのでこのお値段というのも嬉しい限りです。

ミケーレ・サッタらしい鉱物系ミネラルも好物だし、ボルゲリらしいスパイス感もあって単一品種ながらなかなかに複雑な香味を持ちます。艶っぽく、初日から飲み頃ですが、グラスの中で、日を追うごとにボリュームもまとまりも深まる。

これもひとつのサンジョヴェーゼの姿ですね。おいしいです。

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スチ子とコス子(と、のぶなり)。 [毒味または晩酌]

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(題名と画像は、本文と関係ありません)

左前足にワクチンを接種してきました。

モデルナだと思ってたらファイザーでした。
ま、どっちでもいんですけどね。

でも、来年になると国産シオノギ勢にマウントされるのでしょうか(知らんけど)。

二回目は翌月18日、きっちり三週間後です。

今のところ副反応らしきものがないのですが‥

効いてないのでしょうか?(焦)

藍チャソも7月中に二回の接種を終えるので、ちょっと安心ですね。

大学の対応も早くて良かったなあと。

就活、その先の会社は危機管理できてるかな?
そんな話もしたり、しなかったり(どっちだよ)。

でも、こういうのも大事ですね。

 

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Franciacorta Brut Blanc de Blanc NV Cavalleri [毒味または晩酌]

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Franciacorta Brut Blanc de Blanc NV Cavalleri
フランチャコルタ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン NV カヴァッレリ

お刺身定食です。

今回はネタの種類少なめですが、それぞれボリュームありです。

・剣先イカ、色々と造り方を変えてます。
・あなご、ぶりぶりの歯応えがたまりません。
・まぐろ、今回は柵になったものではなく、塊で買いました。

血合いを外して、一旦柵にしてから‥今回は大きめに切って超満足だわ。
端っこや、皮に付いた身はスプーンでこそげてネギトロに。

ほんと、にしの家はお刺身大好きなんですよねえ。

ド定番のカヴァッレリのフランチャコルタ。
相変わらずおいしい。

一時期は次ロットが到着するまで欠品の可能性ありで、本数制限しておりましたが、モロモロの大人の事情で解除となりました。まあ、ド定番ですからね、欠品させるわけにはいきません。

色んなフランチャコルタがありますが、カヴァッレリが一番好きですね。

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Gattinara 2016 Nervi Conterno [毒味または晩酌]

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Gattinara 2016 Nervi Conterno
ガッティナーラ 2016 ネルヴィ・コンテルノ

最近モトカノは、アメーラトマトを箱買いしています。
藍チャソ謹製のジャガイモのサルサヴェルデ和え。
サラミとコッパ(手切りですが極力薄く)。
上六で見つけた新しいパン屋さんのパン

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大きめにカットした冷凍ポルチーニとマッシュルームが沢山入ったミートソース。
茹で上げパスタにポン乗せなので、ボロネーゼではなくミートソースね。
さらにポーチドエッグをポン乗せして、さらにトリュフ塩をちょい振り。
ポルチーニなんだかトリュフなんだかわからんミートソース。

ネルヴィのガッティナーラがおいしい。


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Camartina 2004 Querciabella [毒味または晩酌]

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Camartina 2004 Querciabella
カマルティーナ 2004 クエルチャベッラ

お馴染みのクエルチャベッラらしいモノトーンのセンスのあるラベルデザイン。ラベルに向かって左下に1984年-2004年で30周年みたいなマークがついてますね。さすがにトップキュベらしいヘヴィボトル、ネック部分が長いなあと思ったら、なかなかの質のコルクは5,5cmでした。最近は5,5cmはあまり見かけませんので、ついつい折りそうになっちゃいそうなので要注意です。グラスはザルトのボルドー型、表記のアルコール度数は14度となります。なお、瓶底の凹みには結晶連鎖系の澱がありますが、細かな澱でもないしモヤりもしませんので良い状態ですね。コルクも5,5cmですが染みてるのは尻から1cm未満というところか。暗く深い赤、エッジに紫は見えませんね。香りはやはりカベルネが支配的で、カベルネ特有のシダー、ベリー、カシスの果実香がありますが、決してボルドーや、新世界のカベルネほどではないのは、ヴァニラを感じつつも、樽香は穏やかで、ヴァニラの甘味はドギツクないからかもしれません。もちろん、30%のサンジョヴェーゼがあるからですが、やっぱりイタリアワインらしいですよね。フェルシナのマエストロ・ラロはカベルネ100%でしたが、あれも、あくまでもイタリアワインらしいカベルネだったなあ(遠い目)。
口に含みますと、グラスからの香りから熟成のニュアンスはありませんでしたが、含み香も「熟れ」は感じますが「熟成香」的なものはほとんど感じれません(微か)。現行比干支一周ですが、さすがにカベルネ主体となると長熟であるのも実感できます。果実味にもカベルネらしさが支配的ですが、渋味を軸とした構成にも感じますが、そこはやっぱり酸味もまだクッキリとした部分があるんですよね。それぞれの角は取れてきていますが、完全にはまだ取れてない、まだまだピークへの上り坂の途中。六合目ぐらいでしょうか。とはいえ、もちろん、歯茎にシミるようなガシガシとした渋味ではありませんし、香味ともに閉じ感もなく今飲んで美味しい状態ですよ。
果実の密度は十分で深さがありますね。決して重々しいわけではありませんが、十分なフルボディで余韻も長い。旨味も若い時の旨味のみならず、熟れらしい旨味がありますね。甘味もありますが、渋味に苦味もあり、派手ではありません。さすがに一杯目から美味しい状態。
セパージュ比率も違いますので一概に比較はできませんが、1997年のマエストロ・ラロも決して熟成感は感じませんでしたが、2004年のカマルティーナはきっと現行よりも12年を感じるかもしれませんが、1997年のマエストロ・ラロと比較すれば、まだ若さがありますね。そこは渋味や酸味の熟れのまだ先のある感じもそうだし、もっと艶っぽくなるのだろうと思います。とはいえ、前述しましたが、今飲んでも十分に現行と比較すれば十分に熟れを感じ、すぐに飲める状態。
二杯目そ注ぐわけですが、その5,5cmの逆刺しコルクをしげしげと眺めながら(長いなあ‥)と思うわけです。艶っぽくまとまってきました。サンジョヴェーゼらしさも出てきましたね。非常にスムーズで14度ってのは感じませんね。これも熟成の成せる技かな。もちろん、そもそもアルコールのコントロールが上手くいってるワインでないと熟成してもリキュールちっくにアルコールが浮き足立つワインもありますが(それはそれで美味しいんだけどね)、このカマルティーナの2004年はほんとスムーズに飲める。
二日目です。カベルネの青さはありませんね。スパイシーな風味にバルサミコのニュアンスもあります。軽くマッシュルーム系の香りがありここに古酒感もありますが、まあ、全体的にやはり第一ピークへの上り坂で、ゆっくりと熟成してる感じはカベルネ主体だからかな。飲み口はさすがのまとまり、しっとりしてますが、タンニンの心地よい肌触りがあり、細かい刺激が心地よい。旨味もグンと深みを増してますね。甘味と旨味が艶やかでしっとりとしています。いやあ、おいしいですね。
三日目はヴィノムのブルネッロ型です。香りはめっちゃ開いてますね。古酒の抜栓三日目ともなると酸化熟成のニュアンス(香り)も出てきました。とはいえ、枯れ感はなく、しっとりと甘味を帯びた熟成という感じですね。飲み口もしっとりスムーズ、少しまったりとした粘性を感じるのもいい。深みある旨味があり、余韻も長くなりますね。飲み進むにつれ、最初の熟成感もすでにおとなしくなってます。味わいにまとまりがあり、非常に満足度も高いですね。文句なしにおいしいです。

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Ciampagnis Chardonnay 2015 Vie di Romans [毒味または晩酌]

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(コルクも非常に状態がいい)

Ciampagnis Chardonnay 2015 Vie di Romans
チャンパニス・シャルドネ 2015 ヴィエ・ディ・ロマンス

今回のロット、状態が良過ぎてシャルドネらしい古酒感はまだまだ控えめですが、なんつっても4年の時間差はどうすることもできませんからね。2019年を今から4年+αを思うと、今、この2015年を+αの方が断然有利です。まだ色もあくまでもレモンイエロー名感じでしょ?

なんて、書くとちっとも‥と思われそうですが、そういうわけではない。まだまだ新鮮さを残しつつもトロりんちょへの片鱗を感じるような、感じないような(どっちだよ)。いや、確実に密度感と粘性は増してると思いますね。マロラクティック発酵を止めたのは、長期熟成を見据えてだったと思うのですが、この最近はさらにそれが顕著と感じています。それは何も若いうちは飲めたもんじゃない‥という意味ではなく、熟成させるともっとスゴくなるだろうなあを若いうちに感じし、実際、4年の追熟成でもこの状態を保っていると思うと末恐ろしい。でも、フロールスの2015年あたりはもう少し進んでたように思うんですけどね。シャルドネかつ状態の良さなのかもしれません。

せっかくの4年差で飲み頃だよートロりんちょだよーと連呼したかったのですが、もう少し熟成させていただければ、さらにシャルドネらしいおいしさ、旨味や粘性も増すと思いますよ。


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Chianti Classico 2016 Isole e Olena [毒味または晩酌]

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(コルクもいいでしょー)

Chianti Classico 2016 Isole e Olena
キャンティ・クラッシコ 2016 イゾレ・エ・オレーナ

いやあ!売れてますよー!

あっ!という間の三桁です!

スタンダードなCCクラスですが、このフルボディ感はCCRか、それともCCGSか。。
イゾレ・エ・オレーナのCCGSはちょっと高くて手が出ませんが、このCCで十分の満足感を保証します!

近年はサンジョヴェーゼ100%のCCも少なくありませんし、混醸でももっとサンジョヴェーゼ比率が高いワインがほどんどですが、カナイオーロ15%とシラー3%も複雑さに寄与してますね。シラー?と思われるかもしれませんが、イゾレ・エ・オレーナはコレツィオーネ・プリヴァータシリーズでシラーは歴史がある品種ですからね。

これは間違いなく旨いし。
このお値段でいいんですか?
サン・キュッ・パーでも安いと思うんですが‥。

2016年、いいビンテージですしね。
がっつり買っておいてくださいね!


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La Regina Langhe Nacetta 2019 Braida [毒味または晩酌]



サルティンボッカのリベンジ。

とはいえ仔牛肉などない。前回は豚ヒレでしたが、今回は豚肩ロース肉。
セージも用意しましたよと。

豚肩ロースを鍋底でキライなヤツの顔を、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、アイツと、思い浮かべながら(どんだけキライなヤツ多いんだよ)、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタく、タタき潰してやる!

そこにセージ、その上からプロシュートを乗せてトントンして冷蔵庫で休ませる。フライパンにオリーブオイルととりあえずなんでもニンニク、プロシュート側から焼き始め、いい感じになったら裏返す、ほど良くひが通ったら、一度取り出して、白ワイン加え鍋底の旨味のような何かをこそげ、バターで濃度と黒胡椒で味と整え、豚肉最後は今一度戻して、馴染ませたら関西。ついでに、傍でシイタケと湯むきトマトもソテーしました。

なかなかの出来栄えに満足。

久々に飲んだナシェッタもおいしかった。


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〆のパスタは、青唐辛子の釜揚げしらすのペペロンチーノ。

こちらは最後にレモン果肉とピールを細かく切ったのを和えて、ワインに近づける。


俺って繊細やろ?


ね?ねー?
ねえ?(圧)

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Rosso di Montalcino 2019 Le Chiuse [毒味または晩酌]

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Rosso di Montalcino 2019 Le Chiuse
ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2019 レ・キユーゼ

2019年はこれまで30年経験した中で最も涼しい6月でしたが、夏にはしっかりと気温も上がり、一部の雨が土壌を潤し、穏やかな9月にはブドウは理想的な成熟を迎えました。海抜300m、北向きの7haの畑はガレストロ・トゥーフォ、化石を多く含む石灰を帯びた粘土質土壌。イル・グレッポ畑と同じくマッサルセレクションされたB-BS11のクローンのサンジョヴェーゼ・グロッソとなりますが、ロッソ・ディ・モンタルチーノには樹齢13年、23年、30年の三カ所の区画からのブドウが使用されます。9月の最終週に手詰みで20kg入りのカゴで丁寧に選果して収穫されたブドウは30分以内に除梗、破砕、圧搾され29度以下に温度管理されたステンレスタンクで19日間のアルコール発酵。発酵期間中はポンプオーバーやパンチダウンが施され抽出が促されます。タンク内でマロラクティック発酵が行われ、スラヴォニア産の20hlの大樽で13ヶ月の樽熟成後、澱引きをかねてセメントタンクに移され2ヶ月休ませた後、軽いフィルターをかけて2021年の三月に瓶詰めされました。2019年の生産本数は12,000本となります。ちなみに公式のアルコール度数は14,37度。
レ・キユーゼらしい特徴的な縦長の多角形ラベル。このロッソはクリーム色地に薄い黄緑色のブドウのパターン。コルクは2018年同様になかなかの質の5cmが奢られているのもいいですね。グラスはヴィノムのブルネッロ型、表記のアルコール度数は2018年は13度でしたが、この2014年は14度と1度UPとなります。まるでピノ・ノワールと表現したい明るさと淡い色合い。明るさへのグラデーションあるルビー色は、注ぎたてはなんて淡い(≒薄い)んだろうと思いつつもそれなりに注ぎ足すとグラデーニョンから深みが増してくる感じ。とはいえ、サンジョヴェーゼとしてはかなり淡いタイプですね。グラスからの情報は十分開いて感じ取れ、2018年にも感じた、ほっこりとした甘味もあるこし餡の小豆な風味、マラスキーノチェリー、光沢のあるブラックチェリーな果実香に、少しバイオレットのリキュールを感じます。果実香とともに樽香も感じますが、派手過ぎないいい塩梅。塩梅といえば、どこか甘味があるんだけども、香りが豆大福に似てると思うと塩味すら感じますね。うん、出町柳系としよう(すみません、京都ローカルな話です)。
口に含みますと、香り同様にチェリー系の果実味が主体。もうちょっとアルコール感を飲み口に感じるかと思ったら、ボディ増しに貢献すれど、カロリーを感じさせることはありません。全体的にしっとりとまとまったタイプで、チャラさのないミディアムボディ。非常に渋味も上質かつ、渋味に甘味がリンクします。果実味は穏やかな密度がありふくよかさも感じますが、眩しいような力強さではなく、うちに秘めたる部分から外向的に‥ではなく、じんわりと染み出すように広がります。と、同時に深さへのベクトルも感じ、より立体的な酒質ですね。とはいえ、全体的にはいい意味で落ち着き、大人しいタイプで、押し付けがましい濃さなどは皆無でもあります。
2019年はアルコールが高い分のボディの大きさは感じますが、そこを埋める密度もしっかり備わっている印象。まだ一杯目ですがすでに旨味がありますね。渋味、酸味ともに旨味や果実味にしっかり溶け込んでおり、一杯目から、全開で飲めるのも嬉しい。
うーん、しみじみ旨いですね。味の要素がやっぱりハッキリしているというか、力強さがあるんだな。飲み進むにつれ、グラスのワインが少なくなるとなおさら、淡さも目立つんだけれども、色と味わいの濃さ(語弊あり)は比例しないんだよね。RDMらしい使いやすさもいいですよね。BDMだと若いうちはちょっとモッタイナイと思うかもしれませんが、RDMはすぐおいしい、すごくおいしい、が基本ですからね。
二杯目はさらにまとまりますね。うん、一体感がある。終盤に苦みも感じますし、果実とアルコールの甘味があるので、いい感じで苦甘さがありますね。ワイン単体で楽しめてしまう酒質、強めのチーズプレートやドライフルーツ、お高いパン(笑)もあればいいですね。お肉料理だと煮込みがいいかなあ。ハンバーグでもいい。フォアグラなどの脂があってもいいし、レバーのようなまったり鉄分もいいでしょう。ワイン単体で旨いんだから、料理との親和性はあまり難しく考えなくても、だいたいイケる‥というのも嬉しい。
うーん、旨いねえ。いいスパイス感と、ワイルド系果実の香味も出てくるし飽きない。
二日目もヴィノムのブルネッロ型。閉じ感のない無理のない開き。複雑なチェリー系の果実香、キャンティ的なスミレではありませんが、スミレの風味もありますね。アルコール感も落ち着き、ハッキリとした旨甘味があり、少し香ばしく、スパイシーな風味もあって非常に複雑なサンジョヴェーゼ。しっかりとボディ感もありミディアム以上に感じますが、あくまでもミディアム。余韻も非常に長いですね。そのブルネッロと比較すれば、これはこれで、果実味にチャーミングさもありカジュアルですが、密度もしっかりとあり、軽々しいタイプではありません。
飲み口は非常にスムーズですね。確かにアルコール感もあるのですが、邪魔じゃない。とはいえ、酸味や渋味はしっかりと濡れておりイガイガしないのも飲みやすさの理由のひとつですね。ロッソらしい、若いうちからの親しみやすさもあるし、ほんと飲みやすい。どこか、スパイシーさに近い部分に爽やかなグリーンやホワイトの要素もあります。そこに気付くとさらに複雑さを感じるということになりますね。一本気でドーンもおいしいわけですが、細部の要素や輪郭が把握できるようになると、どんどん複雑さが理解できるようになります。ただし、その継ぎ目や、位置関係まで見えることになるわけで、となるとバランスが云々となる。ならば、一本気にドーンの方がバランスもドーンでわかりやすい。まあ、こんなのは自己満足でしかありませんので気にしなくていいです。
三日目もヴィノムのブルネッロ型。うん、やっぱりワイルドなチェリー系の果実香が特徴的ですね。飲み口も二日目とほぼ同じ。旨甘味があって、密度も高い。14度の粘性も感じ少しまったりとしたなめらかさがあります。おいしいですね。すぐおいしいし、すごくおいしい。満足感もあってとてもいいですね。やっぱりワイン単体でもおいしいですね。ほんと豆大福もありだと思いますし、ミスド(ミスタードーナツ)の(菅田将暉がCMしてる)「むぎゅっとドーナツ」のレーズンを肴に飲んでますが、いいですね。レーズンなどドライフルーツの深い甘みと果実風味といいですよ。レーズンパターも合いそうですね。いやあ、いいですね。三日目まで引っ張る必要はありませんが、飲み残しても二日目も十二分に美味しいですよ。いいモンタルチーノのサンジョヴェーゼです。ぜひ!

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