十六日目 [エノロゴ生活]
十日目以来の更新‥十六日目です。この間、ステンレス製、手動式ロータリーファーメンターに入ったまま成熟しておりました。
今年は衛生面は万全の体制でしたので、カビなどは発生しませんことよ。
私が映り込むくらいテカるディスク。
さて‥熟成に入ります‥前回は開放型のスクエアタイプの杉〼200%でしたが‥
今年は、アンフォラで熟成させます。
どちらかと言うとテラコッタですが、気にしない気にしない。
某イタリア料理店でながらくデキャンタとして使われていたイタリアの陶器でもあります。
専用に設計されたフィルターは径がぴったりですね。
こんな感じ。
比較的粗めのフィルターですが、底部分は編み目にひっかかります。
熟成のことも考えて、結局、底の部分もすべてアンフォラに入れました(どないやねん)。
アンフォラを地中に埋めることも検討しましたが‥断念。
瓶詰はまだ未定です。
十日目 [エノロゴ生活]
浮いているのは澱というか灰汁というか。
搾ってからは撹拌などはせず、浮かぶものは浮かばせ‥
沈むものは沈ませていますが‥
今日もこのままの予定ながら‥
どないかせんとカビが生えるかな…
それなりの度数が出てたら大丈夫なんだろうが。
九日目 [エノロゴ生活]
澱引きをします。
ステンレス製の開放型‥手動式ロータリーファーメンターをもうひとつ用意し‥
そこにはザルフィルターを装着しました。
色は出てるように見えるでしょ(実はそうでもない)。
やっぱり種は底に沈んでた。
フリーランのモストとか言うてたら‥完全に足らないので‥
圧搾用のオターマで軽く押さえつけ、モストを搾ります。
やっぱりちょっとだな‥^^;
とりあえず今日のところはこのままセラーで安置します。
八日目 [エノロゴ生活]
果皮からのモロモロのような何かの抽出は終了したような気がします。
まだ撹拌すると泡が出ますが‥
今日、明日にでも澱引きをすることにします。
ここまでご覧になってご理解頂いていると思いますが、
亜硫酸塩などは加えていません。
補糖もしてません‥
天然酵母です。
六日目 [エノロゴ生活]
浮かぶ果帽の色が落ち着いてきました。
(ゴキブリがうじゃうじゃしてるわけではありません)
軽くカニスプーンで混ぜると‥果帽の奥から泡が上がってくる状態はこの数日と同じ。
香りにワインのような何か‥の酸味も出て来ました。
腐敗でないことを祈る。
三日目 [エノロゴ生活]
あまり変わってないように見えますね。
ええ、確かに変わってませんが‥
(回すと)ちょっとチャポっとした感じ。
香りも初日の青っぽい香りではなく葡萄の皮の香りが出て来た。
パンチダウンっても、底が浅いので‥
せっかくの手動式ロータリーファーメンターの利点を生かして‥
何度か果帽にモストが行き渡り混ざる様に撹拌的にくるくる回したりしています。