Cavaliere 2015 Michele Satta [毒味または晩酌]
Cavaliere 2015 Michele Satta
カヴァリエーレ 2015 ミケーレ・サッタ
クリーム色で囲われ、ピアノブラックのワイン名や、黒枠がさらにグレーを引き立たせる渋い配色です。
ボルゲリと言えば国際品種で、逆にサンジョヴェーゼで成功している生産者は少ないかもしれませんが、老舗中の老舗、ミケーレ・サッタの歴史あるサンジョヴェーゼは、トスカーナの血とボルゲリという新しい器を見事に融合させてますね。
少しバックビンテージとなる2015年ながら、日本市場では現行扱いなのでこのお値段というのも嬉しい限りです。
ミケーレ・サッタらしい鉱物系ミネラルも好物だし、ボルゲリらしいスパイス感もあって単一品種ながらなかなかに複雑な香味を持ちます。艶っぽく、初日から飲み頃ですが、グラスの中で、日を追うごとにボリュームもまとまりも深まる。
これもひとつのサンジョヴェーゼの姿ですね。おいしいです。
タグ:イタリアワイン