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Le Cupole 2001 Tenuta di Trinoro [毒味または晩酌]

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Le Cupole 2001 Tenuta di Trinoro
レ・クーポレ 2001 テヌータ・ディ・トリノーロ

自社サイトになってからの販売履歴はないですね。2000年までは白ラベル、この2001年から赤ラベルになります。1999年からこの2001年までは第二世代とあたしが勝手に世代分けしております。セパージュは、カベルネフラン43%、メルロ27%、カベルネソーヴィニョン25%、チェザネーゼ・ダフィーレ5%。あのチェザネーゼ・ダフィーレが5%混醸されているのがミソですね。この当時は、まだ5,980円だったか、6,980円税込あたりで販売してた時期なんじゃないかなあ。2002年から大幅に生産本数も増え(値下げにもなりました)、日本市場ではあの有名な「明治屋の乱」が勃発したのです(遠い目)。

現行2016年から15年。もちろんセパージュ比率も違いますが、この当時と現在のクーポレとでは同じセカンドでも少し立ち位置が違うんです。この当時は「ほぼトリノーロ」といっても過言ではかった世代。

コルクは5,5cm(!)です。トリノーロらしい黒糖ちっくな甘味はテンパリングしたようになめらか。深く粘性があり、重さを感じるビロードのような‥という形容もピッタリ。老ねたような熟成香は皆無で、確かにチェザネーゼ・ダフィーレを感じ、溶け込みながらも混醸らしい複雑さがある。フランケッティ味炸裂してますなあ。

ちょっと圧倒される旨さ。

これは売らないでおこう(おい!)。


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