Rosso 2011 Miani [毒味または晩酌]
いやあ、さすがに師走らしくバタバタとしております(多謝)。
さて‥
履歴を見ると、2016年の1月に9,800円税込で売ってるし(^^;)。
このボトルの仕入れは9,800円以上やし(ーー;;;)。
(最近仕入れた1本です、1本しかなかった‥)
ミアーニのメルロや、カルヴァリ(生産終了)は憧れですが、その価格になると頭を下げるしかない。このロッソならまだなんとか手が届く。
ロッソも毎年リリースされているのかどうかもイマイチ把握ができていないが、2007年、2009年はまだ撫で肩瓶で、キャップシールも白と同じく黄色。2010年からボルドー型瓶となりキャップシールが緑になります。
しかし、確か1995年とか1997年は、撫で肩瓶だけれども、キャップシールは緑だしたよね?(誰に聞いてるねん)。90年代のロッソはカベルネ主体だったと思いますが、最近のビンテージはメルロとレフォスコ(カルヴァリ)の混醸のはず。そもそも明確なセパージュ比率は公表されていないような気もするし、カルヴァリの畑はメロイに行っちゃったし、新しいレフォスコの畑からのブドウが混醸されるのかどうかは不明。
飲めば大方の予想通り、メルロとレフォスコ。レフォスコの方が強いかも‥と思うとメルロ60%〜70%あたりと想像(実際のセパージュ比率は知らんけど)。レフォスコって、ちょっとだけカベルネフランちっくなスパイスもあるかな。現地現行は2014年あたりと思うが(2014年がリリースされているかどうかも知らんけど)、3年程度ではどーということもない。まだタンニンに荒さがあり、白ほどミアーニらしい樽香や甘味はやや控えめ、ながら、そこにポテンシャルヒシヒシ。
確かにおいしいですよ。実際2011年が今買うと(売ると)15,800円税込だったとしよう(そんな感じです)、となるとなかなかライバルも多いのが国際品種の世界でもありますね。確かに、フリウリっぽさは北らしさでもあるが、決っして標高が高い冷涼さでもないのもフリウリらしいかな。
共通セカンドと呼んでいいかどうかはわからないが、混醸がゆえに複雑さは十分。「名前代」とは決して思わないがミアーニを飲んでるという満足感もあるので、これはこれでコスパが成立しているのである。味だけなら‥という意味ではない。
三日目まで引っ張ったけれども、そのタンニンに熟れや、甘味を帯びるのを期待すればなお。
うーん、そろそろメルロとかカルヴァリとか飲みてーけどな。ちなみに、2004年のメルロとかおかしいほどうまいんですよお。
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