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Franciacorta Brut Francesco 1 NV Uberti [毒味または晩酌]

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Franciacorta Brut Francesco 1 NV Uberti
フランチャコルタ・ヌリュット・フランチェスコ・プリモ NV ウベルディ

昨晩はグアンチャーレとブラウンマッシュルームでカルボナーラでございました。グアンチャーレは火を入れずにラルドとして食べる方が好きかな。カルボナーラにするならパンチェッタがいいですね。

カルボナーラってワイン迷いますよね。タマゴとチーズの濃淡にもよるかもしれませんが、白だとちょっと樽のかかったものの方が良さそうに思います。ドレエ(フリウラーノ)や、ディスクミエリス(マルヴァジア)なんていいかもしれません。ソーヴィニョンブランは違うなあ。

で、迷ってウベルティのフランチャコルタ。濃厚なソースもガスでさっぱり流してくれます。しっかり果実味のある酒質で、いいアッビナメントでした。


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Rosso di Montalcino 2016 La Fiorita [毒味または晩酌]


ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016 ラ・フィオリータ

2015年はややモダンに感じるほど樽の効いてて濃厚なタイプでしたが、2016年はRDMらしいミディアムな酒質。

出来不出来ではなく、その生産年の特徴を表現した「違い」はあって当然だし、そこをたのしみたい。

出来不出来ではなく、どの生産年においても「安定」して欲しいとも思ってる。

どこが変わって、どこが一緒か‥を、どの位置から見るからによりますね。


ラ・フィオリータのRdMは2015年とは趣がガラリ。混醸されるブドウ畑がひとつ増えたことも要因のひとつのようです。いい意味で、よりRdMらしくなりました。モンタルチーノのサンジョヴェーゼらしさは十分で、同じ品種であってもキャンティ・クラッシコとはまったく個性が違う。フィオリータのサンジョヴェーゼは樽香もバッチリ効いてて、ちょっとモダンなスタイル‥が、やわらかい旨味もあって、とても飲みやすいビンテージになりました。

せっかくのセール価格です。ぜひお試しを。


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へんこつ@京都タワー [飲んだの喰ったの]

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へんこつ
住所:京都府京都市下京区木津屋橋通烏丸西入ル東塩小路町579
電話:075-343-5257

Borsaviniのセミナー後、ディナーの営業があるのでイソイソと東京への帰りを急ぐソムリエさんをタクシーに無理矢理押し込んで拉致。京都駅のみどりの窓口で、新幹線の予約を変更させて連行したのは、京都駅の真ん前、京都タワーのふもとにあるこのお店です。

テールやおでんを八丁味噌で‥な煮込みが名物。京都って、はんなり、あっさりなイメージがありますが、天下一品を筆頭に、濃厚な味付けのものが多いんですよね。とはいえ、奥底に感じる関西らしい出汁、何を頼んでもこの八丁味噌ベースの煮込み味なんですが、そこをリフレッシュさせてくれる「お漬物」、お漬物にはすでに味の素がかかってるのもいい。
化学調味料を嫌う方も多いかと思いますが、あたしも、ソムリエさんもぜんぜん平気。ある意味、幼少の頃からの馴染みの味でもあるし、純粋に旨味が足されるんですから、おいしいくなるに決まってんじゃん(めっちゃ語弊あり)。

ちなみに、弊社実店舗では、「味の素」「ハイミー」「いの一番」「ほんだし」販売しております(しかも業務用サイズ)。

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Le Pergole Torte 2015 Montevertine [毒味または晩酌]

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Le Pergole Torte 2015 Montevertine
レ・ペルゴレ・トルテ 2015 モンテヴェルティーネ

2015年はシロ目剥いてます。

メルマガで長々と書きましたが、ついにアルコール度数は14度になりました。高いアルコールやマッシブな酒質はレ・ペルゴレ・トルテらしくないのでは?と思われるかもしれませんが、2010年の13.5度よりもさらにアルコールを高めるほどブドウの糖度も上がる熟度だったのでしょうね。

高まるアルコールを何かしらで人為的に介入して操作をするべきか?

モンテヴェルティーネから届いた2015年の情報です(メルマガに書いてません)。

"La vendemmia 2015 è stata caratterizzata da tempo bello e regolare per tutta la stagione, in particolare l’estate è stata calda e asciutta. La maturazione in queste condizioni è avvenuta leggermente prima del solito e questo ci ha spinto ad anticipare di una settimana circa l’inizio della vendemmia. I vini sono risultati di grande spessore e concentrazione, sicuramente adatti ad un lungo invecchiamento."

なるほど(←おい!イタリア語できないだろ!)。

ブドウの成熟が早いことから、例年よりも一週間、収穫も早めたようです。収穫時期の見極めはとても大事でしょうね。例年通りもう一週間後だったら‥過熟していたかもしれませんから。なら、もう一週間早かったら?未熟だったかもしれません。イマドキは、成分分析や、天気、気温の予測があって収穫時期を決めているはずで、生産者の「勘」だけではないはずですが、これは人為的な介入ではありませんよね。「判断」なのです。


それでもなお14度という結果になったのは、そのビンテージを反映しているわけです。例年よりもマッシブなレ・ペルゴレ・トルテ。男性的か?いや、2015年は強い女性ですね。

熟成後も楽しみなビンテージです。


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大鵬@二条城 [飲んだの喰ったの]


月曜日はBorsaVini京都に参加してきました。残念ながら、出展する生産者は日本市場で輸入元を探している生産者がほとんどで、試飲すれど商談には至らないのが残念でしたが、まだまだ日本未入荷のワイン、生産者があるのは今後期待もできますけどね。

ということで皆んなで昼飯に行きましょう!

会場が二条城のすぐ近くでしたので‥こちら!
大鵬 
住所:京都府京都市中京区西ノ京星池町149
電話:075-822-5598

最近、中華料理ばっかり食べてるような気がします。

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大鵬さんの名物料理のひとつ、よだれ鶏。
山椒が効いてます!

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自家製カラスミと大根。これには紹興酒がよかったかもしれませんね。

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名物の「てりどん・きんし・地獄盛り」豚肉の照り焼きのような生姜焼きのような、錦糸卵は京都らしいですね。地獄盛りです。どのテーブルも(ランチだからなおさら)地獄盛りでしたわ。

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豚の角煮的ななにか(もう忘れてる)。豆豉もいいですね。

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麻婆豆腐は山椒で痺れる辛さ‥いや、辛いのではなく痺れます!
これは白飯が、白飯を‥。

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小籠包はつゆだくだくですわ。

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スベアリブもおいしい。香味ダレも最高。

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広島の長友+渡辺二郎がこれ食わないと広島に帰れないということで追加した水餃子。黒酢のタレも最高やんか。

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広島の長友+渡辺二郎が、6人ワケワケなら汁なしの方が分けやすいということで頼んだ台湾まぜそばも痺れるわ!

一人前の料理もあるし、一人前半のお料理もありましたが、これだけ喰って6人でひとり3,000円も魅力ですね。

ちなみに、四川料理とビオワインで有名なお店です。

まさか、あたしたちはサッポロ黒ラベル大びん×人数分ですけども。


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Concerto di Fonterutoli 2015 Mazzei [毒味または晩酌]

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当時とラベルの形状など違いもありますが、この赤い斜線のラベルは印象深いですね。結局、空白のビンテージが何年あったのかは不明ですが(調べろよ)、コンチェルト復活に心躍らせたのはあたしだけではないはず。

サンジョヴェーゼ80%にカベルネ20%。このセパージュ比率は、第一次スーパータスカンブーム時に、ティニャネッロが確立した黄金比率と言っても過言ではないでしょう。

新しいワインをリリースするなら国際品種の単一または混醸で造ればもっと価格も‥と、思いますが、当時のままのサンジョヴェーゼ主体で復活したのはサジョヴェスタとして喜ばしいこと。

俺、こういう味大好きなんだよなあ。

そもそも、イタリアワイン、土着品種も未知の世界だった時代に(今でも未知だけど)、ハマったのがやっぱりスーパータスカンでしたからね。サンジョヴェーゼがおいしいと最初に思ったのも、実はキャンティ・クラッシコやブルネッロ・ディ・モンタルチーノではなく、スーパタスカンだったので。

また、サンジョヴェーゼの古酒の楽しみを教えてくれたのは、サンジョヴェーゼ単一や、混醸のスーパータスカン。ティニャネッロやコンチャイトロコンチェルトは、熟成してなおカベルネの構成感や、強さ、香りも手伝って単一では表現できない表情を見せる。


この2015年のコンチャイトロ コンチェルトもできれば熟成にも挑戦してみたい。それだけのポテンシャルはある。


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Passobianco 2016 Passopisciaro [毒味または晩酌]

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Passobianco 2016 Passopisciaro
パッソビアンコ 2016 パッソピッシャーロ

ちょっと例年よりも色も深いですね。

シチリアやサルディーニャなど「島のワイン」は、なかなかイタリア本土(特に、ピエモンテや、トスカーナ)の、ビンテージチャートがそのまま当てはまるわけではありません。近年だと2014年はシチリアでは相当よかったようですが、中部や北部ではオフビンテージでしたしね。まあ、日本でも北海道と本州、沖縄との気候がまったく違うわけですから、ひとくくりにはできませんね。ミクロクリマを言い出すとキリもありませんが。

エトナの標高の高さを思うと、比較的ビンテージによる出来不出来は少なく安定しているように思います。影響があるとすれば、噴火によるモロモロかもしれません。

さて、パッソビアンコ。

シャルドネ100%となります。2016年はシャルドネの深みが色にも現れているように思います。この数年は、一部樽熟成されたキュベと最終的に混醸されいますが、毎年、樽の利き方、効かせ方が違いますね。完成されたワインに樽の要素がどのように付加されているかは、発酵から、熟成から、その比率含めて千差万別。

パッソビアンコに関しては、アルコールによるボリューム推しでもありませんし、エトナらしい涼しさと、火山の熱さの両立の中で特有のエトナの白らしいバランスがあります。この2016年も例年よりも樽が効いてると感じますが、決して派手な樽香ではなく上品なもの。

相変わらずうまいなあ。ついつい、北のシャルドネを選びがちですが、エトナのシャルドネ‥ぜひお試しいただきたい。

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純華楼@玉造 [毒味または晩酌]

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(外観も店内も日本を忘れる趣です)


純華楼 
住所:大阪府大阪市中央区玉造1-13-1
電話:06-6763-1998

玉造よりも北側ですがチャリンコ圏内です。

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前菜三種盛。
モトカノは鴨肉が苦手です。

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エビと卵白の炒め物。
ふわっふわ。

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餃子って当たり外れがある料理ではないと思っていたのですが、個性差の中でこんなにも個性的な餃子は初めて。しかも、めっちゃおいしい。しっかりと肉汁を抱えた餡がめっちゃジューシーなんですよ。小籠包のように、皮を破れば‥ではなく、餡を噛み締めて初めて溢れる肉汁と出汁。酢醤油、ラー油なしで十分です。

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餃子に次ぐ名物がこの麻婆豆腐。激辛をお願いしましたが、にしの家、これぐらいではヒーヒー言いません。もちろんおいしいですよ。

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カニとレタスのチャーハン
この塩味がいい。レタスがシャキっとしてる。白飯に乗せたい!

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牛肉のオイスターソース炒め。
厚みがありながらもやわらかい牛肉。

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パーコー麺。

あたしはこれに一番感動した。おいしいパーコー麺が食べたかったんだよ。

澄んだ白湯スープ、たまご麺、正統派なラーメンに旨味を抱えた餡、パーコーが旨い旨い!



タグ:藍ちゃん
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Oreno 2012 Tenuta Sette Ponti [毒味または晩酌]

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Oreno 2012 Tenuta Sette Ponti
オレーノ 2012 テヌータ・セッテ・ポンティ

2019年度版のガンベロ・ロッソではその2016年ビンテージがトレビッキエリを獲得しています。現地現行ビンテージとの差は4年ですね。試飲会ではちょくちょく飲んでいるのですが、1本通し飲みはご無沙汰です。

トスカーナIGTらしい樽香、重さ、思いっきりフルボディですね。いい意味で無駄に排気量の大きなスーパーカーそのもの。真っ黒のアヴァンタドール。圧倒されます。

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St.Magdalena Muller Thurgau 2017 Cantina Bolzano [毒味または晩酌]

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St.Magdalena Muller Thurgau 2017 Cantina Bolzano 
サンタ・マッダレーナ・ミュラー・トゥルガウ 2017 カンティーナ・ボルツァーノ

そもそも先日の輸入元さんの試飲会で飲んで、(あら、やっぱりおいしいじゃないの‥最近ご無沙汰だったわ。一本いただこうかしら‥)と、サンプルを購入してキメた次第。

ここらへんは、それなりの規模の生産者のものを、それなりの輸入元が扱って始めてコスパが発揮できる。もちろん、小規模生産者のものを、小規模輸入元さんが扱っているここらへんのワインを否定するわけではない。でも、モロモロが反映された暁の価格と内容を精査すると…なかなかキビしい部分が一番見えるのがここらへん。

それなりの規模の生産者だからって工業的なわけではない。小さな生産者だからって丁寧に造られてるようなイメージ戦略もあるかもしれませんが(クラフトビールと同じね)おいしいかどうかに規模なんて関係ないんですよ。「小さな造り手の」という形容詞に夢を見るの否定はしませんが‥。

さて‥ミュラー・トゥルガウ。その起源はリースリングとホニャララを掛け合わせてできたとか、諸説ありますが、その昔から「掛け合わせる」ということもあるのですよね。掛け合わせることによって、より高品質で、個性のあるブドウが生まれることもあるわけですね。個人的に好きな品種のひとつ。ケルナーとかね。本当はフランスのシュナン・ブランが好きなんだけど、イタリアにはないのよねえ‥。

で、いい意味でニュートラル、これぞまさしくイタリアの白ワインらしい味わい、使い勝手。手頃な価格も嬉しいですね。デイリーの白にどうぞ。

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