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Concerto di Fonterutoli 2015 Mazzei [毒味または晩酌]

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当時とラベルの形状など違いもありますが、この赤い斜線のラベルは印象深いですね。結局、空白のビンテージが何年あったのかは不明ですが(調べろよ)、コンチェルト復活に心躍らせたのはあたしだけではないはず。

サンジョヴェーゼ80%にカベルネ20%。このセパージュ比率は、第一次スーパータスカンブーム時に、ティニャネッロが確立した黄金比率と言っても過言ではないでしょう。

新しいワインをリリースするなら国際品種の単一または混醸で造ればもっと価格も‥と、思いますが、当時のままのサンジョヴェーゼ主体で復活したのはサジョヴェスタとして喜ばしいこと。

俺、こういう味大好きなんだよなあ。

そもそも、イタリアワイン、土着品種も未知の世界だった時代に(今でも未知だけど)、ハマったのがやっぱりスーパータスカンでしたからね。サンジョヴェーゼがおいしいと最初に思ったのも、実はキャンティ・クラッシコやブルネッロ・ディ・モンタルチーノではなく、スーパタスカンだったので。

また、サンジョヴェーゼの古酒の楽しみを教えてくれたのは、サンジョヴェーゼ単一や、混醸のスーパータスカン。ティニャネッロやコンチャイトロコンチェルトは、熟成してなおカベルネの構成感や、強さ、香りも手伝って単一では表現できない表情を見せる。


この2015年のコンチャイトロ コンチェルトもできれば熟成にも挑戦してみたい。それだけのポテンシャルはある。


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