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Rosso di Montalcino 2016 Uccelliera [毒味または晩酌]

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Rosso di Montalcino 2016 Uccelliera
ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016 ウッチェリエラ

BDMならばバックビンテージや古酒を探すのは楽ですが、
RDMとなると基本若い内に消費されてしまいますからね。
とはいえ、2016年と現行比3年ならばバックビンテージとはいえ若いわけですが、
されど、現行比3年、その3年分の時間を差額なしで‥というのはありがたい。

まだ初日には若さはありますが、空気を含み始めると深さも伸びもあり立体的になる。
(抜栓後のワインの保存に空気を抜いてはいけませんよ。)

ワインを立体的に感じるというのは、まさしく縦、横、高さな3Dの立方体ではない。

それは口の中にある球体で、そもそもの球体の大きさから、深さを感じること、深さをより奥深くなるのを感じること。核に向けて歩いて行けど、いつまで経っても核に届かない底なし沼のような深さが意識できると、立体的に感じとれてる。

その球体が外に広がる力も同じ、深さが核に届いて反発するか、そもそも輪郭付近の要素が外側へのベクトルに作用しているのを感じること。口の中を満たしたものがさらに広がろうとする力を意識できれば、これも立体的な感じですね。

立体的でないワインはある意味フラット。ネガティブでもありますが、フラットでも表面張力を感じ、舌を這うように喉を通過するワインもおいしい。やっぱりペッチャンコなフラットだとなーんも感じ取れないスカみたいなワインになっちゃうけどね。

あ、脱線した。

このワインもとても立体的、そういうのがイメージしやすい=理解しやすい。RDMとしては贅沢な味わいです。

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