SSブログ

Tignanello 1980 Antinori [毒味または晩酌]

IMG_6225.jpg



液面はほぼ揃ってますが、キャップシールは回らず、液面も一番低いボトルを毒味用に抜栓しました。キャップシールが回らないからって漏れているわけではありません。もちろん、漏れたてのボトルなどは、キャップシール回りますしね。まあ、リーファーを使ってくれる輸入元さんも増えたので、ほんと10年、20年前とは比較にならないほど状態の良い古酒が買える時代になりました。

漏れてるものは漏れてますからね。そこらへんの検品精度は誰にも負けないつもりです。もちろん、それでも漏れてるボトルもあるかもしれませんし、ブショネなんかはわかんないしね。劣化に関しては、澱の状態他モロモロで想像の域を超えないし、でも、だいたい箱を開けた瞬間にわかるものです。雰囲気ヤバイ奴はたまにあるからね。でも結局‥開けてみないと‥を、思うと古酒の毒味は、ヒトバシラでもあります。

やっぱティニャネッロの古酒は美味しいなあ。現行を2015年とすれば35年の追熟成ですよ。もちろん熟成感がないわけではないけれども、フルーツもしっかりある。そして構成感よね。これは20%のカベルネ系の恩恵、そのタンニンが下支えしたサンジョヴェーゼのおいしさがある。度数、12,5度の飲みやすさ。12,5度あればいいんですよ。ちゃんと健全に熟成します。高いアルコールのワインが熟成するとどうだろう。アルコール感は円くなっても減りはしないんです。でも果実達はいい意味で枯れていくそののバランスが熟成後も取れてるかどうかは、飲んでみないとわからない。

そして飲んでもわかんない(おい!)。

でも、そこにあるのは「おいしい」ってことなんよ。


コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。