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Friulano 2017 Miani [毒味または晩酌]

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Friulano 2017 Miani
フリウラーノ 2017 ミアーニ

ミアーニはさすがに入荷が不安定です。クリュ別に瓶詰めするようになって、種類が増えましたしね。正規輸入元ですら、そのリリース年のすべてのアイテムが入荷してないかもしれません(知らんけど)。なんでなんでしょうね(おい!)。クリュが細分化されてから個々の銘柄の生産本数は激減しましたから(たぶん)、なおさら割当うんぬんあるのでしょうね(しろめ)。並行だって、サプライヤーに全種類入荷しているわけでもなさそうだし、並行輸入元へのオファーも毎年違うし揃ってないのが現状。ただ、一番最初にオファーの来るこのロットが例年一番お安く買える(お安く売ってます)。

正直言うと、クリュなんて名乗らずに、そのクリュの個性を混醸する単一品種なのに複雑さ溢れる、品種名のみ記載したものさえあればいいと思っています。

これは、ピエモンテやエトナにも言えますね。

一周回って、単一品種なんだけれども、いろんな畑混醸モノが評価される時期、というか、生産者がそれの良さに気付くトレンドがまた来ると信じています。単一品種でも、全然違うモノが出来る‥個別に詰めたろ!ではなく、それぞれの個性を混ぜてより複雑な『THE・それ』を造ったろ!‥を期待しています。

ただし、あくまでもトレンドですから、その後にクリュ至上主義的なトレンドが待ち構えてるのも想像に容易い。どこを原点とするかは人それぞれですが、原点回帰を繰り返すのです。

で、ミアーニの品種名的なフリウラーノの最新2017年です。少しスモーキーな部分と、籠もった果実の香味があるのはミアーニらしい個性にも思いますが、ひょっとするともう少し時間も必要なのかもしれません。ミアーニの中では生産本数を思うと品種的にフリウラーノが一番入手しやすい銘柄かと思いますが、それでも現時点でこの価格になる。

だからと言って、他にこのレベル、スタイルの白ワインを醸す生産者がない以上、この価格も受け入れざるを得ないし、納得しているのである。

ミアーニってねぇ。うまいしねぇ。なんかめっちゃ満足感あるんだよねえ。これもミーアニの魅力やと思うわ。

今年も飲めるだけ飲みたいと思います(おい!)。


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