Fontalloro 2013 Felsina [毒味または晩酌]
Fontalloro 2013 Felsina
フォンタッローロ 2013 フェルシナ
せっかくお手頃価格だし、CCRランチャ2013年との飲み比べはして欲しいですね。あたしはせっかくなので2016年のCCも続けて毒味をしておこうと思います。
フェルシナはこのキャンティ・クラッシイコ、白ラベルのキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ、クリュを名乗るキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ランチャ、そしてキャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネとしてコローニアというワインもありますが、希望小売価格18,500円税別は‥「違う、違う、そうじゃない」と考えておりますので‥って、まあ価格さえ合えばですけどね。なかなかコスパのストライクゾーンには入りそうにありません。
で、フォンタッローロがIGTとしてあるわけですが、フェルシナの作品という意味では共通項もたくさんあるんだけれども、ちゃんとキャンティ・クラッシコDOCG系ではない個性が与えられています。まあ、それほど派手なものではないけれども、樽だって効いてるしね。2013年は思ったよりも女性的、ランチャを先に飲んだからより一層そう思えるのかもしれませんが。
また、今すぐにおいしいのも嬉しいですね。赤い果実味がたっぷりで、そこのフレンチオークのバリックの風味が混ざります。フルボディだけれども重苦しくなく、濃さ推しではない。フェルシナらしい渋味と酸味もしっかりとあり、構成感もバッチリ。この価格なら、そりゃあコスパ絶大ですわな。
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