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Pinot Nero Alto Adige 2007 Franz Haas [毒味または晩酌]

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Pinot Nero Alto Adige 2007 Franz Haas
ピノ・ネロ・アルト・アディジェ 2007 フランツ・ハース

この2007年を初めてご紹介したのは2009年のこと(10年前ですね)。

今年の2月に再入荷としてご案内したロットを開けてみました。

メルマガにも記載しましたが、当時の正規輸入元のロットはコルクだったのですが、今回の並行古酒はスクリューキャップなんですよね。予想通り、熟成の進みはスクリューキャップがゆえに遅いと感じました。チャーミングなイチゴ系の香味があり、樽の要素を感じないピュアなピノ・ノワールの果実味です。アルト・アディジェらしい冷涼さがあり、まったく老ねや熟成を感じさせない。いや、ある程度のまとまりや酸味の熟れは感じていし、フレッシュさがあるわけではないが、2007年にしては若い‥そういう印象で、とてもピノ・ノワールとしておいしい。

なかなかイタリアのピノは、ブルゴーニュ他のピノとは違い、一般的なピノらしさがないピノが多いわけですが(それをイタリアらしいと解釈すればそれはそれでいいんだけど)、フランツ・ハースのピノは、ちゃんと一般的なピノ・ノワール的なのがいいですね。実は、再入荷があるかもしれません。メルマガ要チェックでどうぞ。


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