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Barolo Pira 2011 Roagna [飲んだの喰ったの]

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Barolo Pira 2011 Roagna
バローロ・ピラ 2011 ロアーニャ

一本飲むことの大切さを再確認しますね。

第一印象は大事だし、後々おいしくなるとしても、最初の一杯目がダメならダメですが。メルマガにも書きましたが、長期の醸し発酵由来(たぶん)の絆創膏のような香りは決して食欲をそそるわけではない。しかも、バンドエイドのようなビニール系ではなく、なんていうのかな、繊維質な絆創膏が湿った感じ。酸化に由来する部分でもあるはずで、かなり熟成した古酒に感じることもあるので、その香りを毛嫌いしているわけではないのですが‥でも、これが霧が晴れたようにヌケるんですよね。その先に、とても上品な旨味と甘味を抱えるネッビオーロの果実味がクリアでやわらかい。

第一印象の悪さも程度なんですよね。

最後まで付き合ってみるのも大事。

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広末涼子たんに会ってきた。〜2018年秋〜 [ヒロスエ専用]


UPを忘れていたわけではないのだが、なぜ、今頃になって2018年の10月の出来事をUPするのか?は、後々解明されるのでお楽しみに。ということで、このブログ記事の続きとなります。

朝イチでTOHOシネマズ(難波)で吉岡里帆ちゃんの舞台挨拶を観たあとに、あべのハルカス(天王寺)で広末涼子たんのイベントを観に行くなんてことは、金輪際ないでしょう。非常に希な機会に恵まれました。


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(オープンなイベント会場。まだ閑散としています。)

それにしても「女優=広末涼子」がまさか天王寺でイベントゲストとか想像もしていませんでした。今回はヒロスエとコラボしたバックブランドのお披露目を兼ねてのトークイベントですが、実店舗からチャリンコ圏内までヒロスエが近づきました(電車で行きましたけど)。しかも、ハルカスではイタリア展も開催中って、どんだけご縁があるの!


21,000円税別と25,000円税別のコラボバック、購入すれば、イベント終了後、直接ヒロスエからお渡し会があるのですが‥

女性限定。

わかる。

悔しいけど‥わかる。

そんなお渡し会に俺が参加しようものなら‥

俺もまだ捕まりたくないから‥

仕方ない。我慢する。

女装も考えたけど‥無理。

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創刊されるこの雑誌の編集長さんとの対談形式。手渡しがない以上、申し訳ないがバックを買うのは断念。もちろん、手渡しがあるのなら、ナンボでもお布施できる大人の力を発揮する予定だったのですが‥。

その吉岡里帆ちゃんの舞台挨拶から、この広末涼子たんのイベントは、一緒に広末涼子私設ファンクラブを運営する(そんなんない)某ワッシーズの某トリー君(雑誌を持ってるそのチェックのシャツに注目)とご一緒しました。

下見は下見でこれまた楽しい。最重要な動線の確認。どこから広末涼子たんが会場入りするのか、フロアのどの通路を歩くのか、イベントブースのどちらに座るのか、そしてバックのお渡し会会場の下見も含め、まあ、オッサンふたりであーだこーだ‥も楽しい。

実は、一番最初の画像の通り、まだイベントまで数時間‥なのに会場の下見をしていたわけで。で、話しかけてくれた関係者さんに(やっぱ、お渡し会が女性限定だから、買えないっすよー、男性でもOKにしてくださいよー)なんて話してましたら、掛け合ってくれてたんですけどね、でも、やっぱりNGということで。でも、この掛け合ってくれた関係者さんが、実は広末涼子たんとイベントで対談する、その雑誌の編集長だったわけで‥。なら、せっかく購入した雑誌にサインもらってもらえばよかった‥と後悔するのである。

そしていよいよ広末涼子たんの入場。予想通りの関係者出入り口から‥。ひときわ放つオーラ、透明度ありすぎて何も見えない。ザワつくあべのハルカス。

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オープンなイベントスペースですので、スタッフさん達が「写真撮影ご遠慮ください」と連呼するも撮影しちゃう方もそれをSNSでUPしちゃう方もいらっしゃるわけで‥。この画像はTwitterで拾った画像。そう、このチェックのシャツは明らかに某ワッシーズの某トリー‥越しのヒロスエ!

バックを購入したヒトは前の椅子席。それ以外は立ち見ですので、あたしも立ち見でしたが、間近で見るヒロスエはやっぱりキレイしカワイイ。

いやあ、いい目の保養になりました。

ということで昨年(2018年度)は、3月の舞台「シャンハイムーン」とこの10月のイベントで、合計2回も生ヒロスエを拝んだわけで。いい年やったわ(遠い目)。

ほぼほぼ半年経過した今頃、なぜこのブログ記事をUPしたのか‥。

実は‥実は‥!


2019年の今月(=3月)‥



俺は広末涼子たんに会ったのである!



つづく

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Chianti Classico Riserva Rancia 2013 Felsina [毒味または晩酌]

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Chianti Classico Riserva Rancia 2013 Felsina
キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ランチャ 2013 フェルシナ

ええコルクでっしゃろ?

フェルシナを飲むと、フランコ・ベルナベイらしさを実感しますね(息子はまだまだやけど)。構成感、ストラクチャーなんて表現もありますが、それをヒシヒシと感じます。構成感を感じるということは、往々にして硬さを感じているようにも思います。「芯」や「核」があり、そこから伸びる「梁」も堅牢なんですね。揺るぎない、崩れない。微動だにしない‥とまで書くと、果実の香味が開いていないように思われるかもしれませんが、あくまでも構成の部分での話。

ランチャは男性的なんですよね。そしてキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァらしい。フェルシナのツートップとしてフォンタローロと似ている部分ももちろん感じるんだけれども、こっちはスーパートスカーナなIGTではなく、キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァDOCGなんだよと。硬派なんですよねえ(フォンタローロが軟派という意味ではない)。

2013年はアルコールのボリュームもあり大きさも感じていただけます。元々、派手派手しく開いて感じるタイプではありませんが、閉じ感はなし。質の高いタンニンと酸味に下支えされた果実味もおいしい。甘過ぎないのはフェルシナらしい。今飲んでよし、さらなる熟成もイケちゃいますね。

ついついフォンタッローロを溜め込みがちですが、ランチャも少しだけあるんですよね。次の輸入元が決まるかどうかは‥‥‥‥飲み比べしたいですね(←はよヤレよ)。

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Rossj Bass 2002 GAJA [毒味または晩酌]

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(許可を得てませんのでモザイクがかかっています。薄消しにしておきました。)

Rossj Bass 2002 GAJA
ロッシィ・バス 2002 ガヤ

メチャ山君「おい、わざわざ広島から来てやったんだからなんか喰わせろや。」


西野嘉高 「はい、ご希望は‥」


メチャ山君「肉に決まってるやろ、肉や!焼肉屋しかない街に住んどる癖にわからんのか!」



焼肉を奢らされました。



メチャ山君「あー喰った、喰った。ほんだら飲みに行くぞ。」


西野嘉高 「へい。では‥私物を出しますのでブラインドでどうぞ‥」


メチャ山君「余裕のヨッちゃんよ!ココも払ろとけよ!」



ブラインドはほぼほぼ当てられましたので、モロモロ奢らされました。



なにもブラインドで当てるから優れたソムリエでもないし、ブラインドで当てることができない=そのワインの特性を理解していない‥ではありませんが、さすが、広島でも指折りのソムリエの一人‥寄せますね。







ワレ!もっと買えよ!

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Vie di Romans [飲んだの喰ったの]


25日の定休日から27日の水曜日まで連休をいただきますのでブログの更新もお休みさせていただきます。

12日のランチタイムでしたね。ヴィエ・ディ・ロマンスからジャンフランコ・ガッロ氏と奥様、お嬢様が来日されておりました。小売店、卸売店が集まってランチミーティング、勉強会です。

イル・チェントリーノ
住所:542-0066 大阪府大阪市中央区瓦屋町1-2-2
電話:06-6762-5902

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ジャンフランコ・ガッロさんとお会いするのは前回来日以来ですね。

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紅芯大根 毛ガニ

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はまぐり ポゼッリ 米のソース

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米のソースをかけて‥

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完成。

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キレイですね。

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ホワイトアスパラ 雲丹 卵黄

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お父さんに似てますね。

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ホタルイカ たらの芽 筍のバーニャカウダ

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タヤリン ウサギ 芽キャベツ フレッシュトマト

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スタイルいいですねー。

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茶美豚のロースト ラヴェンダービネガーのソース

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笑顔がステキです。

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ピスタチオと抹茶のブリュレ オレンジソース

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好きです。






(おい!)

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大相撲三月場所 [西野家専用]

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この数年、恒例となっている大相撲観戦です。

一応満員御礼だったようですが、今年は3人枡席が設定されるなど、昨今のゴタゴタもあり、相撲協会も少しは危機感があるのかもしれません。

スポーツというよりは格闘技ですかね。一番、一番の勝負、駆け引きはなかなか面白いものですよ。

ただ、枡席も狭いし、背中にパイプが当たるのも痛いし、もうちょっとどうにかなりませんかね。外国人観光客も昨年にも増して観戦していましたが、椅子席じゃないとしんどいですね。

ルール自体は難しくないかもしれませんが、英語でのアナウンスは‥無理かなあ。

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向正面、10列目、ほぼ真ん中で今回は近く見えました。杉山さんはいつもの席に居てましたよ。

ちなみに、飲み物も食べ物も持ち込み放題です(持ち込みはご遠慮下さい‥と、書いてありますけどね)。

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Castello di AMA [毒味または晩酌]

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色味はセルロイドな赤、悪く例えると駄菓子屋の赤い着色料のゼリーのような色。じゃあ、セルロイドが良い例えかどうかは知らん。サン・ジュスト・ア・レンテンナーノのロゼほどタニックさが前ではないけれども、ふくよかでほんのりと甘味のあるロゼの果実味もあるが、タンニンも酸も比較的しっかりしている。ある程度の大振りのグラスにも対応できるし、ワイン単体で十分楽しめる。逆に合わとすると、塩気の強いプロシュートやサラミよりは、薄切りのロースハムとか、モルタデッラのカツなんかどうだろう。もちろん、そこにフルーツトマトもあっていい。火を通したパプリカをマリネしたもの(にしの家でたまに出てくる)もいいかもしれない。まあ、あまりアッビナメントを気にせず楽しんで欲しい。


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どうやら近年のアマは、アルコール度数を低く(ある意味回帰)コントロール(語弊あり)しているようだ。このCCは12.5度しかない。そう、昔のCCは12.5度あたりが一般的だった。そういう意味でも味わいはクラシカルかつトラディショナル。これを飲めば、モンタルチーノのサンジョヴェーゼと、キャンティ・クラッシコのサンジョヴェーゼの違いがわかると思う。だからって古臭いわけじゃない。いい意味でメルロも感じさせない。低いアルコールのおかげで、飲み口はとてもスムース。飲み応えは満足度を上げるが、こういうワインも楽しんで欲しい(満足度が低いという意味ではないよ)。


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Cardonnay Al Poggio 2016 Castello di AMA

シャルドネ・アル・ポッジオ 2016 カステッロ・ディ・アマ

このシャルドネも度数は低く12.5度だ。でも樽は効いてる。樽ドネにはそれなりにアルコール由来のボリュームも欲しい。この度数で造るなら、樽を必要とせず、もっと新鮮なシャルドネでもよかったかもしれない。華麗にスルー。


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Sassicaia 2015 Tenuta San Guido [毒味または晩酌]

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Sassicaia 2015 Tenuta San Guido
サッシカイア 2015 テヌータ・サン・グイード

ティニャネッロ2015年とともに久々に飲んで良かったなあと。

あたしもなんでもかんでも毒味してる(できる)わけではないんだけれども、毒味するのって大事だなと再確認しました。今飲んでもおいしいんだけども、サッシカイアの場合は古酒も旨いんだよなあ。生産本数は決して少なくないので、80年代もないこともないんだけども、ちょっと探してみようかな。


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Giacomo Fenocchio [毒味または晩酌]


ピエテモンテはモンフォルテ・ダルバからジャコモ・フェノッキオのクラウディオさんが来日中とのことでランチミーティングに参加してきました。会場はこちら‥

サンタルチア
住所:大阪府大阪市西区京町堀1-9-17
電話:06-6444-8881 

なんでナポリ料理屋やねん‥とツッコミ上等ですが、サンタルチアさんでは、ジャコモ・フェノッキオのワインを取り扱い中でございます。ぜひ、ランゲ・ネッビオーロや、バローロ、伝統派とモダンの二択ではありませんが、長期発酵と大樽熟成を守る、伝統派の部類の入るジャコモ・フェノッキオのネッビオーロはやっぱり食事とともに楽しみたいものです。

ジャコモ・フェノッキオと聞いてもあまり馴染みがなかったのは、これまでの輸入元さんがヴィノス・やまざきさんだったからかもしれません。もちろん大切に扱ってこられたかと思いますが、数年前から弊社で取引きのある輸入元さんにチェンジ・キカイダー・ゼロ・ワンとなりました。

この所、ピエモンテ州の生産者の勉強会が多く、このジャコモ・フェノッキオはやはりオッデーロと同じ(語弊あり)方向だし、エロオ・アルターレとはまた違いますよね。あ、エリオでした。かつてボーイズと呼ばれていた生産者達の作品もあたしいは嫌いじゃないし、それぞれあっていいと思ってる派です。個性、選択肢が多いのは悪くない。そう、我々には選択の自由があるのです。

ワインの画像がちっともありませんが、ロエロ・アルネイスから、ランゲ・ネッビオーロ、村名バローロ、クリュバローロと色々と楽しませてもらいました。

現時点では、弊社での小売販売の予定はありません。サンタルチアさんを始め、いくつかの飲食店さんに卸しておりますので、飲んでみたい‥そんなお客様は取り扱い店を問い合わせ下さいませ。弊社取引きの飲食店に限って、まさか、一般小売されているから‥とか、ネットで安売りされているから‥という理由で扱いをしないとか、輸入元に忖度させるような飲食店ではありませんので、小売してもいいんですけどね。ラインナップ上の都合です。

輸入元さんの価格設定もリーズナブルですので、飲食店でバローロをお楽しみいただいても、そのコスパに納得していただけると思います。

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いつものプース。

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これでいいんだよ。これで。

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マルゲリータ喰べないとかありえません。

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このボロネーゼソースを白飯にかけたい。

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セコンドはおいしい豚をシンプルにローストしたもの。付け合わせのブロッコリーのソテーも塩が効いててワインがススムのです。


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Rosso di Montalcino 2015 Ciacci Piccolomini D'Aragona [毒味または晩酌]

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Rosso di Montalcino 2015 Ciacci Piccolomini D'Aragona
ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2015 チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴーナ

嬉しいですねえ。まだ残ってたんですね。かれこれ1年半ほど前に販売していたチャッチ(以下省略)のRdMの2015年です。まだまだ最新ビンテージ的な若さもありますが、やっぱりまとまりや馴染みも感じますね。それでも二日目からが本領発揮ですけども。2015年らしいバランスのよいミディアムボディ。

食中酒なスタイルがいいですね。豚バラスライス(いわゆる"お好み焼き用")と、もやしを塩と白胡椒(黒胡椒ではない)で炒めたものがベストですね(おい!)。卵でとじたいのはグッとこらえて下さいね。

初鰹のたたき、香ばしさ、ポン酢、柑橘強過ぎない感じもいいと思います。

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