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Chianti Classico Riserva Rancia 2013 Felsina [毒味または晩酌]

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Chianti Classico Riserva Rancia 2013 Felsina
キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ランチャ 2013 フェルシナ

ええコルクでっしゃろ?

フェルシナを飲むと、フランコ・ベルナベイらしさを実感しますね(息子はまだまだやけど)。構成感、ストラクチャーなんて表現もありますが、それをヒシヒシと感じます。構成感を感じるということは、往々にして硬さを感じているようにも思います。「芯」や「核」があり、そこから伸びる「梁」も堅牢なんですね。揺るぎない、崩れない。微動だにしない‥とまで書くと、果実の香味が開いていないように思われるかもしれませんが、あくまでも構成の部分での話。

ランチャは男性的なんですよね。そしてキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァらしい。フェルシナのツートップとしてフォンタローロと似ている部分ももちろん感じるんだけれども、こっちはスーパートスカーナなIGTではなく、キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァDOCGなんだよと。硬派なんですよねえ(フォンタローロが軟派という意味ではない)。

2013年はアルコールのボリュームもあり大きさも感じていただけます。元々、派手派手しく開いて感じるタイプではありませんが、閉じ感はなし。質の高いタンニンと酸味に下支えされた果実味もおいしい。甘過ぎないのはフェルシナらしい。今飲んでよし、さらなる熟成もイケちゃいますね。

ついついフォンタッローロを溜め込みがちですが、ランチャも少しだけあるんですよね。次の輸入元が決まるかどうかは‥‥‥‥飲み比べしたいですね(←はよヤレよ)。

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