La Ricolma 2015 San Giusto a Rentennano [毒味または晩酌]
La Ricolma 2015 San Giusto a Rentennano
ラ・リコルマ 2015 サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ
正規輸入元さんからブツが回ってくるようになって一番潤ったのがこのラ・リコルマですね。並行オンリーだった時代は、総数12本とか多くても24本とか、その程度でしたから。とはいえ、この2015年も生産本数は5,520本のみ。日本の正規輸入元さん二社への割り当てが何本だったかは存じませんが、あれよあれよで輸入元(のうちの一社)の在庫が尽きました(もう一社は知らんけど)。
すでに完売していますが、今年は余裕もあったし、ビンテージも絶好ですので超久々に飲んでみることに。樽の効かせ具合はIGTらしく、全体像としてペルカルロと似てる‥。そう、もちろんサン・ジュスト・ア・レンテンナーノの作品なんだから、品種が違えど方向性が似てるのは当然。内陸らしいメルロで、キレイな酸味も行き届き、濃さ推しではない。
メルロらしいほどよい膨らみ、果実味がとてもわかりやすい。いいですねえ。久々にメルロ単一を飲みましたが、さすがレンテンだなあ。一通りの出荷が終わったら予備品放出する予定(3月決済なの‥)。メルマガ要チェックでどうぞ。
タグ:イタリアワイン
Langhe Nebbiolo 2016 Oddero [毒味または晩酌]
Langhe Nebbiolo 2016 Oddero
ランゲ・ネッビオーロ 2016 オッデーロ
参加したランチミーティングではバルバレスコ(・ガッリーナ)と、バローロ・クラッシコ、クリュ・バローロをテイスティングさせて頂きました。このランゲ・ネッビオーロは2015年も扱っておりましたね。逆にバローロ達を飲んでからこのランゲ・ネッビオーロを飲むと、いかにオッデーロのネッビオーロへの姿勢が実直マジメ、非常にピュアに品種特性を表現できる生産者であることが実感できます。名だたるクリュを所有するオッデーロ、そのクリュ・バローロ達はなかなか簡単に手が出る価格ではありません。スタンダードなバローロ・クラッシコは、価格もこなれていますが、このランゲ・ネッビオーロを飲むとバローロ・クラッシコと悩んじゃうんですよね。でも、今飲むなら‥を最優先すると間違いなくランゲ・ネッビオーロをオヌヌメします。
ネッビオーロらしいタンニンが豊富。ランゲ・ネッビオーロだからって密度が低いわけでもない。バローロより親近感のある果実味が豊富。もちろん、甘すぎるようなこともなければ、過剰な樽の影響も感じません。バランス的にも完成されたワインでユルくないのもいい。
アッビナメントに神経質になる必要もないが、筑前煮とかどうだろ。根菜や、椎茸とネッビオーロは好みの合わせ。そこに鶏肉の脂身加わるととてもいいと思う。ゴボウのフリットと塩もいいかもしれない。
なお、ランチミーティングの会場だったロスティッチェリア・ダ・バッボで提供されたお料理はこちら。
Cinghiale [頂き物生活]
お客様からの頂き物‥(役得‥役得‥)。
なかなかブログにUPできておりませんが、各方面から頂くオイシイモノはにしの家では欠かせない養分となっておりますので、今後ともご遠慮なく送りつけて下さいませ。
今回は、今年の干支、イノシシでございます。
毎年イノシシを頂きますが、今回は初のメス、脂の部分もたっぷりでございました。
とりあえず、香味野菜などと煮込んだ半分はカレーになります。残り半分はラグーソースになる予定。
キレイな部位、中心部などは一晩マリネしたあとローストにしてみました。
旨いですねえ。あと今回は角煮も(画像なし)。
おおきに。
ちなみに、G.D.ヴァイラのバルベーラ・ダルバの販売予定はありません。ヴァイラは混醸のランゲ・ロッソが秀逸なんですよねえ。
Spumante Extra Brut Bruno Giacosa [毒味または晩酌]
スプマンテ・エクストラ・ブリュット 2011 ブルーノ・ジャコーザ
Spumante Extra Brut 2007 Bruno Giacosa
スプマンテ・エクストラ・ブリュット 2007 ブルーノ・ジャコーザ
瓶内二次発酵(熟成)期間が非常にながいメトード・クラッシコ(シャンパン製法)からなるスプマンテ。ブルーノ・ジャコーザの作品ですが、使用されるピノ・ノワールは、ピエモンテ産ではなくロンバルディア州はオルトレポパヴェーゼ産となります。毎年生産されるわけではなく弊社では2011年を扱って以降、新しいビンテージは入荷していませんが、たぶん2013年がリリースされていると思います。
予備品的なストックがいつの間にか古酒としてのストックになりつつあり、2004年からいくつかのビンテージを保有しています。何も、スプマンテまで熟成させなくとも‥と思っているのですが‥。シャンパーニュなどでもっと古い古酒を経験させていただいたことがありますが、スプマンテってどうなんでしょうね。熟成とともにコルクも痩せるでしょうし、ガス圧が弱まったりするとヌケちゃいそうですけどね。とはいえ、昨年だったか、一昨年に2006年を飲んだのですが、これが旨くてね。馴染みな熟成を感じるんですよ。ガスおさらに溶け込み感が増すんです。でも、ブラン・ド・ノワールな果実味に老ねは感じないし、ガスと酸味でまだフレッシュにさえ感じる‥。
ということで、少し前から2011年、2007年も飲んでおります。いずれもまだまだ元気いっぱい。やっぱりうまいわあ。ジャコーザ‥さすがやわあ。実は、2007年が再入荷するんですよね。そのうちご案内しますのでメルマガ要チェックですよ。
予備品的なストックがいつの間にか古酒としてのストックになりつつあり、2004年からいくつかのビンテージを保有しています。何も、スプマンテまで熟成させなくとも‥と思っているのですが‥。シャンパーニュなどでもっと古い古酒を経験させていただいたことがありますが、スプマンテってどうなんでしょうね。熟成とともにコルクも痩せるでしょうし、ガス圧が弱まったりするとヌケちゃいそうですけどね。とはいえ、昨年だったか、一昨年に2006年を飲んだのですが、これが旨くてね。馴染みな熟成を感じるんですよ。ガスおさらに溶け込み感が増すんです。でも、ブラン・ド・ノワールな果実味に老ねは感じないし、ガスと酸味でまだフレッシュにさえ感じる‥。
ということで、少し前から2011年、2007年も飲んでおります。いずれもまだまだ元気いっぱい。やっぱりうまいわあ。ジャコーザ‥さすがやわあ。実は、2007年が再入荷するんですよね。そのうちご案内しますのでメルマガ要チェックですよ。
タグ:イタリアワイン
Barolo Ceretta Vigna Bricco 2007 Elio Altare [毒味または晩酌]
Barolo Ceretta Vigna Bricco 2007 Elio Altare
バローロ・チェレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ 2007 エリオ・アルターレ
アルターレの試飲会前に自習したワイン。本拠地はご存知ラ・モッラですが、このチェレッタはセッラルンガ・ダルバにあるクリュですね。2012年からはバローロ・リゼルヴァDOCGを名乗るようになります。現在輸入元さんの在庫は2012年や2013年があったかな。2008年、2011年もまだ在庫があるかもしれないが、この2007年はすでにカタログ落ちしているビンテージ、なぜセラーにあるのかわからない(おい!)。
アルターレに関してはクリュ・バローロも増えてるし、ランゲ・ロッソもあるので少量多種、アイテムが多いですね。近年リリースされた『ウノ・ペル・ウノ』や『カンヌビ』そして、この『チェレッタ』と、これまでの『アルボリーナ』よりも高額なのでなかなか手が出ないですね。全体像、スタイルもゆっくりと、そして確実に変革の時期にもあるように思います。でも、正直、試飲会でずらーっと横で飲んだのですが、おいしかったんですよ。もっとボーイズの頃を引きずるような濃さ推しかと思ったらぜんぜんそうではないの。それが好みだったお客様には肩透かしかもしれませんが、若いうちから飲めるのは変わらずですが、エレガントさもあって浸透するようなうまさなんだな。残念ながらコレは扱う予定はありませんが、これがこのお値段なら‥しばしお待ちを。
タグ:イタリアワイン
純華楼@玉造 [毒味または晩酌]
最近ハマっている中華料理店です。
先日もテレビで紹介されてましたので事前予約がベターです。なお、分煙されてませんし、ひと段落すると客席で餃子を包み始めますがそれもいい感じです。
先日もテレビで紹介されてましたので事前予約がベターです。なお、分煙されてませんし、ひと段落すると客席で餃子を包み始めますがそれもいい感じです。
純華楼
住所:大阪府大阪市中央区玉造1-13-1
千とせ@千日前 [飲んだの喰ったの]
イル・レオーネ@千林大宮 [毒味または晩酌]
お客様からのご依頼で仕込んだプライベートなネッビオーロ縛りのワイン会。
(ご依頼お待ちしております。)
白は割愛しますが、赤はこんなリストにしてみました。
Barbaresco 1973 Gaja
Barbaresco Infernot 1970 Gaja
Barolo 1954 Giuseppe Mascarello
おいしいお料理も‥ということでココにしましょう。
おいしいお料理も‥ということでココにしましょう。
イル・レオーネ
住所:大阪市旭区森小路2-2-10
Pecorino 2017 Villa Medoro [毒味または晩酌]
Pecorino 2017 Villa Medoro
ペコリーノ 2017 ヴィッラ・メドーロ
慢性的な白ワイン不足です。
そんな中、弊社予価的には1,580円税込ながら、2019年度版のガンベロロッソ誌トレビッキエリを獲得したのがこのワイン。実は2012年あたりに一度(か、二度)扱ってるんですけどね。アブルッツォの土着品種であるペコリーノ100%。でもね‥ちゃうねん。コルクを開けた瞬間のちょっと還元的な香りがなんかちゃうわ。ミネラリーで、ほどよい柑橘、構成自体に問題もないんだけれども、開けた瞬間って大事、そのあと、それが抜けるとかはちょっと違う。お鍋の蓋を開けるとか、炊飯器の蓋を開けるとか‥あの瞬間に違和感あると、どうにもリカバリーできない。ボトル差とか、そういうのもあるんだろうけれども。
タグ:イタリアワイン