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Barolo Le Rocche del Falletto 2009 Bruno Giacosa [毒味または晩酌]


皆さんもワイン、溜まって来てるんじゃないですか?

年末年始、ここで開けなきゃいつ開けるのよ?


ここはあたしが率先いたしまする。


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Barolo Le Rocche del Falletto 2009 Bruno Giacosa
バローロ・レ・ロッケ・デル・ファレット 2009 ブルーノ・ジャコーザ

リンク先は2013年当時の価格ですからね。
今だと5,6万でも買えませんからね。

ここらへんの飲み頃は、20年か、30年か、となりますが、ネッビオーロの枯れの向こう側を楽しむのであれば‥の話だなあと。最近は、これぐらいのビンテージのとにもかくにも華やかな開きがゴージャスかつ上品なネッビオーロってやっぱすごーい、しゅごい、しゅごい、しゅごすぎるー!と思うのです。

まだ追熟成は10年にもなりませんが、スーっと飲めるのも、熟成の恩恵ですね。単一品種なのにこんなに複雑だと、しかも乾いたタンニンは、NA6気筒の様。

店番しながらひとりで1本飲み干すという贅沢、いや、いい経験ですね。
これぐらいのバローロは飲みこなしておかねばなりません。


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Barolo Rocche dell’Annunziata 1993 Paolo Scavino
バローロ・ロッケ・デルアヌンツィアータ 1993 パオロ・スカヴィーノ


コルクを刺した感じがヤバかったのですが、一応軽く引いてみるとやっぱり折れそうだったので、ディランドで抜栓。ぜんぜん側面も染まってないしね。

バローロ・ボーイズという括りはもう古いのはわかっているけれども、まあ、この頃って絶頂期だったですかねえ(遠い目)。さぞ、バリバリバリックな樽香なんだろうと思ったら‥。確かに、果実の甘味はジャコーザのそれとは違い現代的な甘味を感じますが、ヴァニラ香を主体としたバリックの風味がなんとも上品にまとまってます。果実味もいい感じで力が抜けており、押し迫る感じではない。

なるほどお。ここらへんも熟成するとちゃんとまとまって、すんなりと飲めるようになるんだなあ。二日目になると熟成感も感じられるようになるんだけれども、角の取れたたっぷりの果実味もあって、幅広い。


特に、対比するようにこの2本を選んだわけではないのだが、ある意味対照的かもしれないな。どっちが‥という優劣をつけることなく、どちらも美味しい、美味しく飲むという姿勢はもちろんだから、個性の違いであり、優劣ではない。

まあ、そもそも同じバローロだけれども、ビンテージもかなり違いますからね。でも、それぞれの個性の想像通りのすばらしいワインでした。


さあ、みなさんも、飲んじゃいなよ!


やっぱこのレベルになると文句なく旨いで!

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