Cincinnato 1999 Tenuta di Trinoro [毒味または晩酌]
Cincinnato 1999 Tenuta di Trinoro
チンチナート 1999 テヌータ・ディ・トリノーロ
そろそろ‥ということで、飲まれた方の報告は聞いていたものの、
しかも、決してポジティブな感想でない場合も多く、
はてさて、自身の在庫はいつ開けるべきか?と、思案しておりましたが‥
その時が来てしまいました。
https://cincinnato.blog.ss-blog.jp/2011-05-28-1
かれこれ10年。
またいつか1999年、2001年、2003年の垂直を彼と一緒に‥
そんなストックだったはずですが。
1999年。
記念すべき初ビンテージであり、当時度肝を抜かれた作品。
これまで自分のストックではないボトルを、
あちらの方に飲ませてもらい、
こちらの方にも飲ませてもらい、
の経験は有難いながら、
1本通して飲むのは、本当に久しぶりになります。
状態は抜群。
個性は変わらない。
少し麝香を感じますね。
赤い食用のブドウのような。
そこにトリノーロらしいオリエンタルなスパイスや、ライチのようなフルーツも交わる。
他の品種や、他のチェザネーゼからなるワインに例えようがない唯一無二の個性は健在。
官能的な旨さ。
※ザルト/ボルドー型
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