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Etna Rosso 2019 IDDA(GAJA・GRACI) [毒味または晩酌]


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Etna Rosso 2019 IDDA(GAJA・GRACI)
エトナ・ロッソ 2019 イッダ(ガヤ・グラーチ)

その、フランツ・ハースのピノ・ネロの初日に、じゃあ、ピノ・ネロ(ノワール)に似てると言われているシチリアはエトナのネレッロ・マスカレーゼはどうなんだ?ということで、久々に2019年のイッダのロッソを。あ、赤の2020年、白の2021年、ゴニョゴニョは買ってませんので(高かった‥‥‥)、今期(?来季?)の新着はないと思われ。

似てる。

どっちがどっち寄りか?

これ書くとヤバイかもしれませんが、フランツ・ハースがイッダに寄ってる感覚はないわけではない。
厳密には(当然ですが)違う品種ですが、系統というか‥同じ高校の同じ学年の同じクラスの、席も近所‥ぐらい方向性は同じ。

鶏胸肉の茹でハム、サラダ、ニンジンのドレッシング。

鶏肉に合うかどうかとなると、この感じではそうではないが、トマトとニンジンのドレッシングはまあまあの相性。


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残ってた豚ホルモンのソースを、ドリアにした感じ。
やっぱドリアだとホワイトソースもあった方がいいかな。
ま、ワインにはなかなかの相性でしたけども。

IDDAのエトナ・ロッソ、2019年もすごく美味しくなってますよ。






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Pinot Nero Alto Adige 2020 Franz Haas [毒味または晩酌]

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Pinot Nero Alto Adige 2020 Franz Haas
ピノ・ネロ・アルト・アディジェ 2020 フランツ・ハース

毎年扱ってないのは、実は試飲タイミングかもしれないなあと思うこともシバシバ(このワインに限りません)。

ほぼほぼ、毎年のド定番なワインだと、新ビンテージのサンプルを購入して毒味という流れになりますが、毎年扱ってないワインだと、そもそも試飲機会に恵まれるかどうかは最初の砦。コロナ禍で試飲会がなかったり、試飲会に参加してなかったのも理由ですが、フランツ・ハースのピノ・ネロを試飲するのはとても久しぶりのことでした。

そして、第二の関門は、試飲会での状態ですね。基本的に、なるべく早い時間帯に行きたいのは、試飲ボトルが荒れてたりすると嫌だからなんですが、早い時間帯に行くと、白ワインが冷えてないとか、赤ワインが冷えすぎてるとか、そもそも、落ち着いてないとか‥それはそれで状態を加味しなければならない要素があるわけです。

ただ、最近は試飲グラスはどこのもとても良くなりました。あたしは、昔はオヴァユア、最近はヴィノムのキャンティ型は必ず持参していますが、会場の試飲グラスを使うことも多くなりましたね。

グラスの温度と、ワインの温度の差も考えて試飲しなければなりません。もちろん、形状もそう(だからマイグラスは一応思ってる)。

あ、脱線(脱線じゃないんだけど)、長くなりました。

で、久々ですね。フランツ・ハースのピノ・ネロにハッとさせられたのは。毒味は三日目まで行いましたが、初日と二日目がオヌヌメかな(三日目があかんわけではない)。なかなかイタリア産のピノ・ネロ(ノワール)に良いモノは少ないですが、フランツ・ハースはいい仕事してるんですよねえ。毎年、良い状態で試飲できればいいんですが。

ちなみに、スクリューキャップとなりますが、なーんだと思ったらあきません。
15年までならスクリューキャップの方が、結果熟成進度はゆっくりで、新鮮さを残しているかもしれません。
そう、スクリューキャップだからって熟成しないわけではありません。

説明するのは‥あ、有料コンテンツで(おい!)


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Franciacorta Brut NV contadi castaldi [毒味または晩酌]





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Franciacorta Brut NV contadi castaldi
フランチャコルタ・ブリュット NV コンタディ・カスタルディ

セカンドラインと言えども、ファーストラインが、ほら、あれ、なのでお買い得感ありますよね。

ミュズレもコルクも、安っぽさなど皆無でしょ。
しかもセカンドラインと言えども、遜色ない出来栄えがス・テ・キ。
ちょっと見た目にも「いまふう」なのもポイントかもしれません。

理想、想像上のフランチャコルタらしい仕上がりで、安心、安全のセレクトになりこと間違いなし。

本当はサンマの塩焼きと合わせてみたいと思うも、サンマがない‥‥。




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Carmenere Piu... 2019 Inama [毒味または晩酌]


メルマガにも書きませんでしたが、このヴィン・ソアヴェの二日目ぐらいに、同じくイナマのソーヴニョン・ブランのステンレス仕様の方を晩酌で飲んでます。イナマがソーヴィニョンにも力を入れるのは、その土壌特性にあるようで、ならば、ガルガネーガとの品種特性の表現の違いを経験しておこうという感じ。結果的になるほど同じ造り手だな‥を、実感する基本、しっかり、たっぷりめの果実味があるんですよね。色もそれぞれの品種のアベレージよりも少し濃いめに見えますしね。とはいえ、販売するのは、このベーシックなヴィン・ソアヴェとなります。

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Vin Soave Soave Classico 2013 Inama
ヴィン・ソアヴェ・ソアーヴェ・クラッシコ 2013 イナマ

思ったよりも火山性土壌のニュアンスが控えめなに感じるのは、果実味がたっぷりだから‥も理由かもしれません。果実味がたっぷりなので、不足感はありませんが酸味も穏やか。抜栓したてから全要素が開いてますし、低い度数はなおさら飲みやすさに寄与しています。果実味もあるので、冷やし気味でも問題ありませんし、温度帯によってどやのこやのとなりませんので、気にせず楽しんでいただければと思いますが、バチっと、この温度(測る必要はありません)というポイントはきっとそれぞれにあると思います。


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Carmenere Piu... 2019 Inama
カルメネーレ・ピゥ... 2019 イナマ

これ、おいしいんですよ。

あえてカベルネフラン味としても、お手頃価格だしね。果実の香味も終始全開でほどほどのアルコール感もあり、みなぎる赤ワインのおいしさがあります。サンジョヴェーゼや、ネッビオーロは国際品種と比較すると少し大人しい、エレガントな部分もありますが、こういう品種はね、パっと鮮やかに果実の香味が開いて感じれてとてもいい。どこか、模索しなくてもいいというか、とてもわかりやすい。


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Ciampagnis Chardonnay 2020 Vie di Romans [毒味または晩酌]

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Ciampagnis Chardonnay 2020 Vie di Romans
チャンパニス・シャルドネ 2020 ヴィエ・ディ・ロマンス

2020年の評価がウナギノボリです。

ヴィエ・ディ・ロマンスに関しては、樽熟成させたものも、このステンレスタンク熟成のものもシャルドネは非常によろしい。何もソーヴィニョン(ステンレス)のピエーレがあかんわけと違う。2020年はシャルドネが、その魅力をグッと引き上げられています。お値段もう500円ほど安かったら文句なしなんですけどね、このご時世、ひょっとして来年は500円上がるかもしれない勢いを思うと、この当たり年である2020年はぜひ買っておいて欲しい。




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Chianti Classico Gran Selezione San Lorenzo 2015 Castello di Ama [毒味または晩酌]

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Chianti Classico Gran Selezione San Lorenzo 2015 Castello di Ama
キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ・サン・ロレンツォ 2015 カステッロ・ディ・アマ

2016年が完売したばかりのアマのCCGS・サン・ロレンツォのこちらは2015年ですね。
実は液漏れボトルでした。
液漏れに関しては、ゆっくりとご説明したいとも思うのですが、もちろん、通販主体ですし、液漏れしているボトルを送りつけられたら‥と思うと、検品はしっかりしないと‥ですが、入荷時の検品では合格だったのに‥熟成させてたら漏れてた‥なんてのはたまにあります。

今回はシール裾のDOCGシールに染まって、参加して茶色くなってたパターン。そしてキャップシールを開けると頭部分の一部に紫が見える。でコルクを抜いてみるが側面には痕跡はない。お尻を確認すると筋があし、毛細管現象で頭まで内部から伝った‥そんな感じですね。

それでも液漏れは液漏れですが、まったく味わいに酸化傾向はない。液体が出て行っただけで、酸素を取り込んでない。そういうこと。非常に状態は良く、2015年、ようやくまったりしてきたわ。

さて、豚ホルモンのトマト煮込みソース。まあラグーソースみたいなもんですね。今回は、茹で上げパスタに温めたソースをポン乗せのパターン。これ、たまにはいいですよ。ミートソースはポン乗せの方が好きかも。

ただ、その場合パスタは規定時間通り、気持ち塩分強めでパスタ自体に塩味を。そして茹でる時にオリーブオイルを入れ、沸騰状態で気持ち乳化だと、(にしの家は、ディチェコのスベスベ系なので)パスタ表面に粘度もついてパスタ同志がくっつかないし、ソースも乗りやすい。ような気がしてます。仕上げにイタパセと、黒胡椒を15カリカリ。

フォークでぐるぐるまぜて、ズバズバ音をたてて食べるのが一番うまい。



おまけ。


試飲会前に腹ごしらえ。

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うどん棒
第三ビル地下二階。

ミシュラン店ですね。
ちく玉天ひやぶっかけが人気ですが、最近はオッサンになって、温かい出汁が欲しいのよ。
この場合はおいしいお肉の出汁。うどんは出汁を食べるための具材。

(あーでも、9月限定の酢橘と、ハモ・茄子天ぷらのひやかけも捨てがたかった)

晩年のオヤジと、内藤ソムリエは、一緒にうどん屋行っても、麺食べず(残す)に、出汁ばっかり飲んでましたのを思い出します。

ちなみに、ここのイナリうまいです。





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Franciacorta Blanc de Blanc Nature NV Cavalleri [毒味または晩酌]

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Franciacorta Blanc de Blanc Nature NV Cavalleri
フランチャコルタ・ブラン・ド・ブラン・ナチューレ NV カヴァッレリ

たまに飲んでますよ。
ハウス・フランチャコルタですからね。
やっぱり、前よりもミネラル感が強めで、シャルドネ感はやや控えめに感じるかもしれません。
エブルスコなんだけど冷涼な感じがあるんですよね。

そろそろディレッタちゃん来日するような気がしてるんだけど。
色々と話を聞いてみたい。



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Radici Fiano di Avellino 2020 Mastroberardino [毒味または晩酌]

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Radici Fiano di Avellino 2020 Mastroberardino
ラディーチ・フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 2020 マストロベラルディーノ

マストロベラルディーノにしては珍しくブルゴーニュ型瓶(に変更になった)なのは、やっぱりシャブリを意識してるのかな?と勘繰ってしまいますね。

でも、それほど火打石の風味がシャブリを彷彿とさせるのは間違いありません。

とはいえ、シャルドネらしさはまったくなく、あくまでもフィアーノの果実の香味、柑橘の風味もありますが、エレガントな白い果肉や花の風味、そしてドライな飲み口が特徴。樽も使ってないので、とてもピュアですね。

あくまでもクリュの特徴ではありますが、果実の密度感や、全体的な構成感はやっぱりひとクラス上ですね。
(色もちょっと黄色味が強めかな)

やっぱり牡蠣がいいかもしれません。



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普段飲みに使いたいサルディーニャの白とロゼ。 [毒味または晩酌]


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S'elegas Nuragus di Cagliari 2021 Argiolas
セレガス・ヌラグス・ディ・カリアリ 2021 アルジオラス

地中海品種として白はやっぱりヴェルメンティーノが代表格かもしれませんが、サルディーニャ島にはもうひとつ、オヌヌメの白品種があるのです。それがこのヌラグスですね。決して個性的過ぎるわけではなく、いい意味でイタリアらしい白ワイン品種、このワインの場合はハーブを主体に柑橘があり、ミネラルがあり、酸味があり、なぜか度数が14度もあるんだけれども、それも感じさせない新鮮さがある。熟れ過ぎてないのがいいんですよね。実は、ここらへんのアルジオラスのラインに少し酸の不足感、それによる構成不足を感じてたんだけど、この2021年のセレガスはイケてる、イケてる。案外、ライムとか添えてもいいかもよ。

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Serra Lori 2021 Argiolas
セッラ・ローリ 2021 アルジオラス

このロザートも定番になってきましたね。混醸のロゼ、結構貴重かも、そして大好きです。確実に複雑味はUPしますからね。2021年のセッラ・ローリは例年よりも旨味は少し控えめかな。ミネラルが少し前に感じますが、これは温度帯にもよるんだな。旨味が欲しいと思ったら少し温度を上げてみて欲しい。だいたいの日本のご家庭で作るイタリア料理にだいたい合うのがロゼのいいところ。そう、トマト使ってたらだいたい合うんですよ。この「だいたい」こそロゼの優位点なんですよね。決して甘口でもやや甘口でもありません、ちゃんとフルーツもあるけど、ちゃんとドライなロゼは使える、使える、間違いなし。


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Rosso di Montalcino Salvioni 2020 La Cerbaiola [毒味または晩酌]

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Rosso di Montalcino Salvioni 2020 La Cerbaiola
ロッソ・ディ・モンタルチーノ・サルヴィオーニ 2020 ラ・チェルバイオーラ

「2020VTは果実の凝縮度が高く、一部ステンレスタンクで熟成させることで、ヴィンテージのキャラクター(果実感)がよりしっかりと感じられるワインに仕上がりました。ブドウ本来のキャラクターやポテンシャルの高さをしっかりと感じられる2020VTのロッソは、樽熟期間を長く取る、ブルネッロとは一味違った良さを感じて頂けると思います。」

とのことで飲んでみました。

あーなるほど。

味はどこからどう飲んでもサルヴィオーニらしいサンジョヴェーゼなだけど、果実のピュア感が増してますね。確かにステンレスタンク熟成が過半数を占めると言われるとなるほどそうです。となると、樽熟成由来の樽のニュアンスや、まるでBDM的な重厚さは控えめでもあります。ただ、だからってサルヴィオーニらしさも失ってないし、バランスもいいしとってもおいしい。

2020年は決して悪いビンテージではないんですよ。なんなら優良年と言われているんですが、サルヴィオーニもね、世代交代してるんだったと思います。次の世代には、次の世代の価値観があって、オヤジと違うことをしたくなる気持ちもよくわかる、でも、受け継いだものを大事にしてるのも感じる。

うん、おいしい。オッケー、ありあり。


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