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Alpe Regis / Rotari [毒味または晩酌]


スプマンテはついついフランチャコルタが中心となっていますが、トレントDOCのメトード・クラッシコも取り扱いを増やしたいんですよね。こちらはモトックスさん扱いのロータリ。ひとり娘を持つ親としては「ロリータ」みたいな名前で毛嫌いしてきましたが(実話)、そのひとり娘もとっくにロリータ世代でもなくなりましたので、そろそろ許してやろうと思います。黄色のラベルのスタンダードラインは皆さんも飲んだことや、販売されているのを見たことがあるかと思いますが、こちらは「アルペ・レジス」の名前のついた上級ライン。


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Rotari Extra Brut Alpe Regis 2011 Rotari 
ロータリ・エクストラ・ブリュット・アルペレジス 2011 ロータリ

シャルドネ100%、瓶内二次熟成は48ヶ月。エクストラ・ブリュットですが、思ったよりもドサージュを感じる仕上がり。価格は希望小売価格3,150円税別とお手頃ですね。

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Rotari Pas Dose Alpe Regis 2010 Rotari
ロータリ・パ・ドセ・アルペ・レジス 2010 ロータリ

こちらもシャルドネ100%、瓶内二次発酵は60ヶ月。パ・ドセらしくドライ。エクストラ・ブリュットよりもやはりガス質も良いと感じるが、希望小売価格も3,800円税別と120%になる。

いずれにせよフランチャコルタよりもスペックとしては(瓶内二次発酵期間など)贅沢な造りながら、価格はグッと抑えられている。トレントらしい冷涼なミネラルも感じ、とてもいいと思いますね。そのうち扱うかもしれません。

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Barbera d'Asti 2015 Bruno Rocca [毒味または晩酌]

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Barbera d'Asti 2015 Bruno Rocca
バルベーラ・ダスティ 2015 ブルーノ・ロッカ

もちろん価格的な部分もあるかと思いますがお陰様でよく売れています。

粗野な、荒々しいバルベーラも魅力かもしれませんが、洗練され、浸透するようなバルベーラにはやはり上質さを感じますね。ひょっとすると(同じビンテージは飲んでませんが)、バルベーラ・ダルバの方が力強さがあるのかもしれませんが、これぐらいがちょうどいい‥そう思わせてくれるバルベーラ・ダスティです。これぐらいのシンミリとしたミディアムが日常ワインにはいいんですよね。

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Redimore Irpinia Aglianico 2016 Mastroberardino [毒味または晩酌]

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Redimore Irpinia Aglianico 2016 Mastroberardino
レディモーレ・イルピニア・アリアニコ 2016 マストロベラルディーノ

2015年は扱ったのですが、2016年は華麗にスルーです。

ただ、こういう感じのワインが好みのお客様は多いはずです。こういう感じのワインが市場を席巻してる‥とまではいいませんが、とてもわかりやすい香味があります。

しかし、あたしにはちょっと華やか過ぎるんですよね。花の香りと、白粉の香りが。いい意味でも悪い意味でもちょっと「派手」なんですよね。でも、こういう感じが市場では人気あるんだけどな。オッサンにはちょっと疲れるし、きっと、にしの組のお客様もそう。

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Chianti Classico 2017 Poggio Scalette [毒味または晩酌]

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Chianti Classico 2017 Poggio Scalette
キャンティ・クラッシコ 2017 ポッジオ・スカレッテ

なぜ2016年はCCがリリースされなかったのかの理由はまだ解明できていません。トスカーナ全体では特に問題のあるビンテージではなかったのでスカレッテ特有の問題があったのかもしれませんね。とはいえ、2016年はイル・カルボナイオーネ(も、カポガット)もリリースされますので、何かあったら格下げで上級キュベはリリースされないこともあるかもしれませんが、この場合は上級キュベのみがリリースになりますので、そうか、2016年は結構良かったのかも!とポジティブな想像に留めておこうと思います。

2017年。なかなか難しいビンテージですね。2015年など超優良年ならセレクトも簡単なのですが、まあ、難しいビンテージほど慎重なセレクトが必要です。結局どこが重要か?と問われたら「無理をしてないこと」がまずひとつ。そして「密度」ですね。飲み口が軽やかになるのも問題はないし、全体的に小さく感じるのもなんら問題はない。でも、すっぽ抜けだけはダメ。つまりバランスが悪いと感じたらダメなんですよね。

例年よりもど真ん中のミディアム。でもいつものスカレッテのCCのバランスはそのまま。2015年のような強さはないが弱いわけではないのは、均整があるのでそう感じるわけで、今すぐなら2017年の方が飲みやすさ指数は上である。ぜんぜんアベレージの範囲内。2017年もおいしい。問題なし。


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