Pecorino 2017 Villa Medoro [毒味または晩酌]
Pecorino 2017 Villa Medoro
ペコリーノ 2017 ヴィッラ・メドーロ
慢性的な白ワイン不足です。
そんな中、弊社予価的には1,580円税込ながら、2019年度版のガンベロロッソ誌トレビッキエリを獲得したのがこのワイン。実は2012年あたりに一度(か、二度)扱ってるんですけどね。アブルッツォの土着品種であるペコリーノ100%。でもね‥ちゃうねん。コルクを開けた瞬間のちょっと還元的な香りがなんかちゃうわ。ミネラリーで、ほどよい柑橘、構成自体に問題もないんだけれども、開けた瞬間って大事、そのあと、それが抜けるとかはちょっと違う。お鍋の蓋を開けるとか、炊飯器の蓋を開けるとか‥あの瞬間に違和感あると、どうにもリカバリーできない。ボトル差とか、そういうのもあるんだろうけれども。
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Alpe Regis / Rotari [毒味または晩酌]
スプマンテはついついフランチャコルタが中心となっていますが、トレントDOCのメトード・クラッシコも取り扱いを増やしたいんですよね。こちらはモトックスさん扱いのロータリ。ひとり娘を持つ親としては「ロリータ」みたいな名前で毛嫌いしてきましたが(実話)、そのひとり娘もとっくにロリータ世代でもなくなりましたので、そろそろ許してやろうと思います。黄色のラベルのスタンダードラインは皆さんも飲んだことや、販売されているのを見たことがあるかと思いますが、こちらは「アルペ・レジス」の名前のついた上級ライン。
Rotari Extra Brut Alpe Regis 2011 Rotari
ロータリ・エクストラ・ブリュット・アルペレジス 2011 ロータリ
シャルドネ100%、瓶内二次熟成は48ヶ月。エクストラ・ブリュットですが、思ったよりもドサージュを感じる仕上がり。価格は希望小売価格3,150円税別とお手頃ですね。
Rotari Pas Dose Alpe Regis 2010 Rotari
ロータリ・パ・ドセ・アルペ・レジス 2010 ロータリ
こちらもシャルドネ100%、瓶内二次発酵は60ヶ月。パ・ドセらしくドライ。エクストラ・ブリュットよりもやはりガス質も良いと感じるが、希望小売価格も3,800円税別と120%になる。
いずれにせよフランチャコルタよりもスペックとしては(瓶内二次発酵期間など)贅沢な造りながら、価格はグッと抑えられている。トレントらしい冷涼なミネラルも感じ、とてもいいと思いますね。そのうち扱うかもしれません。
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