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Pian delle Querci/ピアン・デッレ・クエルチ [毒味または晩酌]


こうやって画像で見ると、決してラベルデザインが田舎臭いわけではないんだけれども。
ちなみに、ビンテージなしのラベルに、後からビンテージ部分を印字した感じです。

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Rosso di Montalcino 2019 Pian delle Querci
ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2019 ピアン・デッレ・クエルチ

基本的にピアン・デッレ・クエルチは薄旨甘味なスタイルだというイメージがあるんですが、2019年、結構力強く、しっかえりとした果実味がありますね。薄旨っぽさはなく、しっかりと深味ある果実味と密度が特徴。 この価格だと今やCCは買えませんが、RDMのこの酒質でこの価格はかなりコスパ高い。飲食店さんはグラスにボトルに大活躍、お客様も満足度高いに違いないし、サンジョヴェーゼ(しかもモンタルチーノ)好きのデイリーワインにもいい。


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Brunello di Montalcino Riserva 2015 Pian delle Querci
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ 2015 ピアン・デッレ・クエルチ

2010年以来の扱いになるのかな。それなりに飲んでたつもりですが、結局それなりに優良年しか扱ってないのは、飲んで選んでも結果そうなるんですよ。でも、オフビンテージを扱わないなんて決めつけはしてませんよ。正直、リゼルヴァでこの価格だと、オフだからって、2,980円になるはずもないから、もう下限なんですよね。そりゃあコスパ高くなります。

ピアン・デッレ・クエルチのリゼルヴァはもちろん、良い畑から、樹齢の高い、総じて良いブドウが使われているに違いありませんが、リザーブワインというよりも、まさにリゼルヴァワイン、しっかり大樽熟成させた熟成感のある味わいは、すぐにでも楽しめる‥これって、実はリゼルヴァのリゼルヴァたる所以だと思うんですよね。もちろん、RDMよりも、アンナータよりも樽の風味も効いてますが、果実味は負けてないし、しっとりと、リゼルヴァらしい全体的な馴染みがあって、とても飲みやすい。

造り手のネームバリューにこだわらず、本質のみで選べばこういうのが上位になる。



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