SSブログ

Montesei Soave Classico 2021 Le Battistelle [毒味または晩酌]

IMG_4613.jpg

Montesei Soave Classico 2016 Le Battistelle
モンテセイ・ソアーヴェ・クラッシコ 2016 レ・バッティステッレ

譲り受けた者は、譲った者を超えることはできないんです。
だから、託した者がやってなかったことに新しく挑戦したくなるんです。
それを託された者のモノにするための、何かを変えたい欲求があるはずです。

ただ、守り続けるべきものも、継いだ者はしっかりと理解しているはずですね。

あたしもそうですね。オヤジはワインなんてやってませんでしたから、オヤジのやってないことで成果を出したるねん!と息巻いていたものです(遠い目)。

親の代は良かった‥そう言われたくないですからね。
譲り、託し、継いだ者は人一倍頑張ってもボンボンと言われがちですが、ここは違いますね。

彼らのお父様とお母様、純粋で素朴で、確かに農家な佇まい。
ブドウ栽培、ワイン醸造、一年周期のルーティーンを淡々と、それが生活。

ある意味、この夫婦に何か欲があるのか?

と思いましたよ。きっと欲があるとすれば、

これまで通り続けること‥だったのかもしれません。

切り替わったばかりの時期は、うーん、どうかなあ、なんかハッキリしないなと思ってたんですが、それも今は心配はなさそう。2021年はきっと難しいビンテージだと思うんだけれども、きちんとバランスを保ってる。

また次の代のためにも、新しいこれまで通りが始まったのかなと思います。

















ポエムか!



コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

Chianti Classico 2015 Casalvento/Livernano [毒味または晩酌]

IMG_4606.jpg

Chianti Classico 2015 Casalvento/Livernano
キャンティ・クラッシコ 2015 カサルヴェント/リヴェルナーノ

ラベルデザインはちょっとクラッシックかな。
フィレンツェのエノテカに並んでそうな感じですね。

サンジョヴェーゼ100%か、カナイオーロ、コロリーノが合わせて5%ぐらいまでのキャンティ・クラッシコが大半ですが、よくよく考えるとメルロや、カベルネのIGTもリリースしている造り手は、副原料にそれらを入れがち、あるあるかもしれませんね。

このカサルヴェントのCCは、20%がカベルネソーヴィニョンですが、そのカベルネは、兄弟ブランドのリヴェルナーノのリヴェルナーノに仕様されるカベルネとのこと。副原料としては、メルロよりもあきらかに、強い品種個性を見せるカベルネですが、ほぼほぼ5年ほどビンテージが遅れ、しかも2015年という絶好さがアピールポイントでございます。まさか、熟成感は感じませんが、これでもカベルネは落ち着いてきている状態のはずですね。

なんとなく暑苦しそうと思われそうですが、この時期、赤は1、2杯で、翌日に持ち越しになるなら(勝手に顧客のライフスタイルを決めつける)、それこそちょうどいいんですよ。ぜひ。




コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。