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Barbera 150+1 2021 Casali del Barone [毒味または晩酌]

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Langhe Bianco 150+1 2021 Casali del Barone
ランゲ・ビアンコ・150+1 2021 カザーリ・デル・バローネ

いい意味で懐かしさを感じるサッパリと酸味の効いた白。
90%のシャルドネの柑橘も、お料理にレモンを絞っておいしいメニューならなんでも合いそうだし、そもそも、最近の白ワインは白い果肉のフルーツの果汁系が多いので、こういう柑橘主体なのは嬉しいですね。三日間かけて飲んだんだけど、これがヌケないんですよね。こういうのは飲食店さんならグラスでも使いやすいし(もちろんバキュバンとかしませんよ)、デイリーワインで飲み残しも安心ですね。なんだったらお料理に使ってもいいや‥ぐらいの価格だし、ちょっと赤の前に一杯だけ白ワイン飲みたいとかな日も罪悪感のない価格が嬉しいですね。いいと思います。


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Barbera 150+1 2020 Casali del Barone
バルベーラ 150+1 カザーリ・デル・バローネ

低価格ワインは赤ワインの方が難しい。やっぱり安くで濃いワインを求められると、人の手が加わり過ぎる結果になりますからね。このバルベーラは、正直テクニカル情報見てないんですが(あら、珍しい)、樽熟成させてるのかどうかもわからないし、タンクに樽のチップで風味付けしてるのかもしれないし(EUのワイン法的にOKになっちゃったよね、イタリアも)、そういう風味に演出を感じるし、こういうのに香りの厚みを感じし、甘い香りがあってとっかかりやすいからウケるんだよね‥という感じもあるが、その演出は行き過ぎてないのがいい。新世界や、イタリアでも中部アドリア海側の一部のワインは、化粧が濃い。香りの厚みと、色だけは濃いんだけど、ワインの果実味が付いてこれてないワインが多いからね。つい、低価格帯で無理をするとそうなる。

でも、これは大丈夫。そんな演出以上にクリアで純度のあるバルベーラの果実の香味がしっかり開いてるからね。白同様、三日目まで飲みましたがヌケもなし。開き続けてるのでこれまた使いやすい。こちらも飲食店さんはグラスやボトルで、一般のお客様は気軽なデイリーに使ってほしい。なんだか褒めてるか、褒めてないのかわからないかもしれませんが、褒めてます。


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