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Brunello di Montalcino La Casa 2006 Caparzo [毒味または晩酌]

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Brunello di Montalcino La Casa 2006 Caparzo
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ラ・カーサ 2006 カパルッツォ

ご覧の通りコルクは5,5cmです。抜栓時には気をつけて下さいね(あたしも危うく)。

これまでもカパルッツォのBDMラ・カーサはいくつかご案内してきましたが、この2006年は初めてですね。現行は2012年あたりになるかと思いますから、たかだか6年の差。でも、それが「たかだか」でないのもヒシヒシ。BDMも上級クラス(クリュやリゼルヴァなど)は、そりゃあリリース時に確保しておくのが得策ですが、そこから第一次飲み頃までのストックにヤキモキしますよね。もちろん、リリース直後からおいしいもワインはおいしいんですけども。

2年、3年まずは熟成させてみるか。まてよ、2006年‥2000年代最高のビンテージじゃないか、ならば5年、6年。実はそう考えているのは海外の市場もそうなのかもしれません、最近2006年、2004年あたりの第一次飲み頃を迎えるであろう上り坂状態のブルネッロをチラホラ。

さて、2006年のラ・カーサ。飲み始めが金曜日、二日目が土曜日、日曜日はお出掛けしちゃったし、月曜日は他のワインを飲んじゃったので火曜日が五日目でした。三日目、四日目、ボトルを立て置きし一切触ることがなければ(動かさない)、そう酸化が進むわけでもない。瓶内、液内の酸素がゆっくりとまろやかにさせてくれるとも言える。そういう意味でもまだまだ熟成への期待もあるわけだが、今飲んでやはりおいしい。

まとまり、馴染み、丸み、溶け込み、一体感。

こういうのはデキャンタで無理矢理開かせてもアンバランスな表現にしかならない。そのワインが持つバランスは、時間をかけてあげないとチグハグになる。開いているとこ閉じてるとこ、硬いとこ、やわらかいとこ。その継ぎ目。

ゆっくり飲んで下さい。まだ早いという意味ではありません。

何も抜栓した日に消費する必要なんてありませんよ。

一週間ぐらいかけて飲んでみるのもいいのではないかな?初日と一週間後、それほどの差はないはず。ただし、動かさない、触らなければ‥ですけどね。

ああ、ますますブルネッロが旨い。



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