Le Pergole Torte 2008 Montevertine [毒味または晩酌]
Le Pergole Torte 2008 Montevertine
レ・ペルゴレ・トルテ 2008 モンテヴェルティーネ
にしの家のクリパはチキンの丸焼きと、パエリアが定番です。
いつもは、カヴァッレリのフランチャコルタだったりしますが、今年は赤ワインを。
セラーの開かずの箱を物色、いや、そこにこれがあるのは知ってたんですけどね。
(あらやだ、こんなのあるじゃない‥‥)
と、白々しくペルゴレ・トルテの2008年。
自分でも絶妙に微妙なタイミングとわかってての抜栓。
少し籠った、内に秘めた感覚があり、華やかな開きはまだない。
実は、2000年以降、マルティーノの作品の古酒を飲むのは初めてかな。
2001年や、2004年あたたりとも思ったんだけれども、あえての2008年。
とはいえ、モンテヴェルティーネらしいエレガントでソリッドなサンジョヴェーゼがあり、そのタイトさを楽しむワインであること思い知らさせる。それがペルゴレ・トルテなのですから。
この上品さ、些細‥かつ、実は全体像としては「そうなるしかなく、そうなっている」ペルゴレ・トルテのサンジョヴェーゼは、比類がない‥ということを本当に、本当に、本当に、感じることができるようになったのは、この10年ほどですから。。
有名な女性が描かれている、すごいワイン‥‥‥だから、美味しい。を脱却し、真のペルゴレ・トルテの良さを実感するには、相当な修行が必要だぞ。
タグ:イタリアワイン
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