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ガチでオヌヌメのエトナ=Tornatore [毒味または晩酌]

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Etna Bianco 2020 Tornatore
エトナ・ビアンコ 2020 トルナトーレ

商品画像ではわかりにくいですが、ラベルは少し光沢、メタリックな感じがあります。

昨年は2017年のエトナ・ロッソのみの扱いでしたが(そもそも、ビアンコ飲んでなかったのよ)、今年はエrトナ・ビアンコも仲間入り。ちょっとビックリしました。これがエトナの白、カリカンテらしさだなを実感します。

柑橘系の風味は控えめですが、潮風を感じるミネラルはやわらかく、程よいボディがあり、どこかカモミールティーのような風味も特徴的。酸味も心地がいいし、エトナらしい火山性の土壌のニュアンスが嫌な感じじゃないのもいい。

白ワインって、柑橘か、白い果肉系か‥が多いのですが、このタイプはなかなかない。で、ちょっと日本茶的に飲めると俺は信じてる(信じてるんかい)。つまり、食事に合う、いい意味でのニュートラルさと、個性があるってことなんだわさ。

騙されたと思って「なにげに」飲んでください。

この程よさも利点です。

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Etna Rosso 2018 Tornatore
エトナ・ロッソ 2018 トルナトーレ

エトナ・ロッソは、昨年に引き続き良い。昨年よりも度数は0,5度下がりましたが、なお飲みやすさに寄与してる。どの品種よりもピノ的な果実の香味もあるんだけれども、このしっとりとした密度と、主張し過ぎない旨味、タンニン、酸味、ロッソはいい感じでエトナの土壌を感じさせ、ネレッロマスカレーゼ万歳!エトナ万歳!とこの地味な滋味をありがたく感じさせてくれるスタイルがステキング。

また、いい感じで甘いんだよね。

甘口ではなですよ。甘味はあるんだけどね。

イチゴやフランボワーズの熟したというよりも、そういう品種の甘味があるんだよ。もちろん、渋味もあるし、酸味もあるし、ドライな部分もあるから、甘口のワインじゃないんだよ。

グーンと果実味も内へ深みが出てくるタイプなんだけど、重苦しくないミディアム+な酒質。ワイン単体でも楽しめますし、食事と合わせてもオッケーです。

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Etna Rosato 2020 Tornatore
エトナ・ロザート 2020 トルナトーレ

迷ったんですよね。

不味いわけではないんですよ。

これまで飲んだエトナのロザートのどれよりも果実味がしっかりしてる。

じゃあ、

エトナ・ロッソでええんちゃうのん?

ここかな。

一般的なエトナ・ロザートは確実に、エトナ・ロッソよりも淡い香味なんだけれども、トルナトーレのロザートは、いい意味でも悪い意味でも、果実の香味、色も含めてしっかりしてる。

だから美味しいんだけれども、

そもそも、ロッソとして淡めの品種のエトナ・ロッソと近すぎるのよね。

なら、エトナ・ロッソでいい。

もっと赤に近い赤はなんぼでもあるからね。

でも、とてもいいロザート、どこかで出会えば飲むべし。

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