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Fontalloro 1998 Felsina [毒味または晩酌]

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Fontalloro 1998 Felsina
フォンタッローロ 1998 フェルシナ

コルクが映ってないということは、はっはーん。

お尻に近い部分1.0cmちょいあたりで折れてしまいました(折ってしまいました)。古酒の場合、最初はソムリエナイフを使うのか、デュランドを使うのか、この年代ならまだソムリエナイフのスクリューを噛ませてみてからの判断になるし、コルク頭も非常にキレイな状態だったのでなおさらですが、折れてしまいました(折ってしまいました)。

折れた時のためにもパニエに寝かせての抜栓はリスクが少ないですね。コルクやコルク片が転げ落ちる確率も低くなる。折れてからはデュランドを使ったのですが、残った部分が少なく動く状態で、結局押し込んでしまいました(汗)。

こういう時ってそれなりの大きな(小さいから落としたんだけど)塊の部分は問題ないんだけれども、どうしてもコルクの細かなクズがぷーかぷーかしますよね。それと一緒に口に入れるのはやっぱり違和感があるので、最初にドバっと行きよいよく半杯から1杯分をグラスにそそいでクズは出しちゃうんです。それでその半杯から1杯分は捨ててしまいます。もちろん、茶漉しなどで取り除いてもいいんですけどね。

さて、1998年のフォンタッローロ。思い入れのあるワインであるのはメルマガに書いた通りですが、その思い入れ加算を差し引いたとしても状態良くおいしい。思ったよりも熟成が進んでないとも感じます。もちろん香りや口当たりに熟成を感じる要素は多々あるのですが、老ねた熟成香は皆無。濃密でしっとりしなやか‥渋味と酸味の角取れ、馴染み最高であくまでもフルーツが主体、樽香もIGTらしい聞き具合。13,5度の飲みやすさもあり、フルボディですが、すんなりと飲めちゃう。なお、三日目まで引っ張りましたが、酸味が不必要に前にでることなくおいしく飲めました。


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