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Etna Rosso Prephylloxera Le Vigna di Don Peppino 2011 Terre Nere [毒味または晩酌]

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Etna Rosso Prephylloxera Le Vigna di Don Peppino 2011 Terre Nere

エトナ・ロッソ・プレフィロキセラ・レ・ヴィーニャ・ディ・ドン・ペッピーノ 2011 テッレ・ネレ

23日に開催された『にしの家X'masぱーちー2018』で飲んだワインです。今年もにしの家のX'masのお料理は、商店街の鶏肉屋さんのローストチキン(丸鶏)と、パエリアです。パエリアのカニやエビの風味や、貝類からの旨味は赤ワインもありなんですよね。でも、カベルネやメルロじゃないんだな。サンジョヴェーゼやネッビオーロ、うーん、ということでエトナ。ネレッロ・マスカレーゼぐらいの強さでいいんです。

2007年が初ビンテージだったように記憶しています。2008年から輸入元さんの割当を1本だけストックしていましたが、いつ頃からか途切れたままになっており、あたしが所有する一番若いビンテージがこの2011年になります。輸入元さんのカタログには2016年が掲載されていますので、現行比5年ほどでしょうか。


実は、ちゃんと飲んだことのないワインでもありました。テッレ・ネレのエトナ・ロッソの最上位(最高額)のクリュであり、一度か二度、試飲したことがあったような気もしますが、スタンダードなエトナ・ロッソや、他のクリュと比較してどう優れているのか?の意識はほぼない状態です。

5年程度では熟成の「じ」も感じませんが、パキパキの若い時期なら「そんなすごいか?」と思ったかもしれません。エトナのワインは、じっくりと味わって欲しい。味にプレフィロキセラを感じることはありませんが、樹齢の高い樹から収穫されたブドウであろう密度はヒシヒシ。

いやあ旨いですよ。重さというよりも密度、こんなにも密度感のあるネレッロ・マスカレーゼもなかなかない。ネレッロマスカレーゼらしい力強さ、でも、すんなりと飲めてしまう。ピノ・ノワールと香味に違いはあるけれども、「良いもの」のベクトルが同じだと再確認する。


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