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Nebbiolo d'Alba 2015 Bruno Giacosa [毒味または晩酌]

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Nebbiolo d'Alba 2015 Bruno Giacosa
ネッビオーロ・ダルバ 2015 ブルーノ・ジャコーザ

商品ページにも記載していますが、ブルーノ・ジャコーザのネッビオーロ・ダルバは、バルバレスコ地区のブドウではなくロエロ地区のブドウが使用されています。

ネッビオーロ・ダルバと聞けば、そのジャコーザのバルバレスコやバローロのセカンド的な存在(若樹からだったり、樽ごとデクラッセなど)と、ある意味期待しちゃうかもしれませんが、そうではない。

そもそもそれはネガティブなことではない。ジャコーザはセカンドなど造らない。セカンドに落とすくらいならベルクで売り払うのがジャコーザですからね。

ネゴシアンとしての力量をヒシヒシと感じるのが自社畑ではないブドウから醸造したワイン達。自社畑から‥をネガティブに紹介したり、自社畑ではないことをネガティブに紹介することもあるかもしれないが、ジャコーザに関しては、自社畑ではないことがネガティブなことではない。

良い畑や区画を知り、良い栽培農家と契約ができるのは、きっと銭(ぜに)の力も発揮しているに違いない(おい、急に金の話か!)。

さて、2015年のネッビオーロ・ダルバ。きっとロエロ・ロッソDOCGを名乗れるような気もするが、あくまでもネッビオーロ・ダルバDOC。ロエロ地区のネッビオーロらしいバラの香り、砂質土壌が主体なのは、バルバレスコにも共通する部分もあるのかもしれない。

とてもバランスが良いですね。過不足がない。構成感があり崩れない。どちらかと言うと女性的なエレガンスを感じる。すでに飲めるし、おいしい。

ひとつネガティブなことを挙げると、これまではその上級クラスであるヴァルマッジオーレをこの価格で販売していたのですが、2015年の値上がりハンパない。でも、コスパ◎の領域は外さない。




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