Le Serre Nuove 2014 Ornellaia [毒味または晩酌]
Le Serre Nuove 2014 Ornellaia
レ・セッレ・ヌオーヴェ 2014 オルネッライア
お江戸での総会、初期ワインリストに入っていたワインです。
実はレ・セッレ・ヌオーヴォも少し古酒のストックを持っています。そりゃあ、オルネッライアをストックするに越したことはないのかもしれませんが、ワイン会などで比較テイスティングするためのストックを思うと現実的な価格ではありませんからね。あえてセカンド、いや、レ・セッレの90年代とか超絶旨いんですよ(そう、今回は外しましたが)。
もちろん、サンジョヴェーゼやネッビオーロの古酒も大好きですが、カベルネソーヴィニョンの熟成後ってたまんない香りするんですよね。そういう意味でもボルドーのワインが愛される理由はわかる(もちろん、ピノ・ノワール=ブルゴーニュもですが)。
1999年と2014年の比較テイスティングを想定していましたが、今回は、レ・クーポレの比較垂直テイスティングを選択しました。
今回のワイン会の最後の比較テイスティングはアルナルド・カプライの25anniに決めておりましたので、テイストのメリハリになりますね。レ・クーポレも国際品種混醸となりますが、レ・セッレとのスタイルの違いは明白。25anniがタニックでドライ、力強いスタイルを思うと、レ・クーポレの濃密ながらやわらかさ、甘味が前なスタイルとのメリハリ優先です。
ワインリストを組むのって、とても楽しいのですが、とても難しい。限られた予算の中で、参加人数によって同一ワインの使用本数も違いますしね。弊社のワイン会では垂直や、水平など比較テイスティング的を数ターン繰り返す感じになりますので、あえて似たターンを続けることもあれば、スタイルの違うターンでメリハリを‥と考えることもあります。
2014年のレ・セッレは‥。なるほど、やはりこれで垂直してても楽しかっただろうなあ(遠い目)。これはまたの機会に‥ですね。
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