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Piere 2015 Vie di Romans [飲んだの喰ったの]

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この例年よりも薄い色調もポイントかもしれません。


なんでもかんでも2015年だから‥だけが理由で誉め称えるわけではありません。


だからちゃんと飲んでる。


ヴィエ・ディ・ロマンスの場合、ビンテージの善し悪しだけでは判断ができない。その善し悪しを越えて、品種(銘柄)別に善し悪しもある。だから、良いビンテージだとしても「まあまあこんなもんかな」という銘柄もあるし、そうでもないビンテージだとしても「今年はコレめっちゃいい!」という銘柄もある。


全種類飲んで頂くのが理想ですが、個人的に今年はコレはマストね。という銘柄はある。それが優劣になっちゃうのであまり書きたくもないんだけどね。


2015年、現時点で4種類のヴィエ・ディ・ロマンスをご紹介していますが、総じてレベルが高い。2014年を華麗にスルーした甲斐もあったと思う。まだ全種類飲んでいないからなおさら優劣、序列を付けることはないが、このピエーレはすこぶる良い。


例年はもう少し黄色の果実味が強めなんだけれども、2015年はいい意味で青(緑)さもある。ソーヴィニョン・ブランには青(緑)い要素は欲しい。そこが爽やかで、新鮮で、若いミナギリ感もある。


この2015年は黄色と青(緑)の要素が兼ね備えられており、複雑さも十分。ヴィエ・ディ・ロマンスらしい密度の高さと、サッパリとした部分も両立され、レンジも幅広い。


いやあ、2015年のピエーレはこれまでに飲んだピエーレの中でも格別ですね。


あとは、チャンパニス(ステドネ)、ヴィエリス(樽ヴィニョン)、フロールス(混醸)、ディス・クミエリス(マルヴァジア)の4種‥。毒味はボチボチとなりますが、まだまだ凄いのが出てきそうで2015年のヴィエ・ディ・ロマンスはやっぱりマストだわ。


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