知恵の輪 [毒味または晩酌]
Langhe Nebbiolo 2007 Bartolo Mascarelloランゲ・ネッビオーロ 2007 バルトロ・マスカレッロ仕入れてから結構な月日が経過しています。経過観察として久々に飲みました。
今年の4月に2008年を飲んでいますが、経過観察の意も含めてその半年後に2007年の定点観測。
その屈強な硬さは三日目にしても解れずにお蔵入りとなりそうです。
そう、閉じではないのだが硬い。解れない感覚。若い‥でもない。
バルトロ・マスカレッロともなれば、そのバローロを若飲みするつもりなんてまったくないし、熟成しているであろう、飲み頃であろうビンテージはとても高くで手が出ないわけで、結局飲み過ごしそうな銘柄でもあるが、ランゲ・ネッビオーロ格でこれほど硬さを感じさせるとは思っていなかった。
優れたソムリエならどうするだろうか?
こんなことを想像しながら試行錯誤をするのもワイン飲みの楽しみかもしれません。
グラスが合ってないのか?デキャンタが必要なのか?温度が違うのか?
きっと知恵の輪のように、スルリと解けるポイントがどこかにありそうなのですが、それがどこなのか掴めない。
いや、その場所がワインにあるということ自体が先入観で、解すべきは飲み手の思想かもしれませんねどね。
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