SSブログ

2012年もさすがの出来栄に感心と安心のキアンティ・クラシコです [毒味または晩酌]

DSC07803.JPG
 
 
朝晩どころか日中も‥赤ワインがさらに美味しくなる季節ですね。
 
イタリアワインの基本中の基本がこのキャンティ・クラッシコです(語弊あり)。しかし、どのキャンティ・クラッシコも美味しいか?は別問題ですね。DOCG銘柄としてブドウ産出地域や醸造法など、一定基準を満たすにはそれなりのハードルはありますが、出来上がったものがすべて良い品とは限りません。
 
ながらく私が軸としているキャンティ・クラッシコは、このガイオーレ・イン・キャンティ地区のサン・ジュスト・ア・レンテンナーノの作品。もちろん、産地や造り手の思想によって出来上がる個性は違いますから、なにもこれに似たものを探しているわけではありませんが、これがモノサシとなり他の銘柄を計る基準にもなっています。大好きな造り手、銘柄なんです。
 
さて、暑かった2011年と比較すると2012年はさてどうか?
 
さすがに表記度数は0.5度下がりました。その分、この数年アルコール感がやや強めだったのがバランス良くまとまっている印象。赤いチェリーよりも紫のベリーがやや顕著でもあります。初日のメリハリのある酸味は、二日目以降につゆだくジューシーになるのです。
 
イタリアらしさ、トスカーナらしさ、レンテンナーノらしさ…ちゃんと「らしさ」が存在しますね。2012年も間違いなく美味しいキャンティ・クラッシコのひとつですね。
 
 
写真 2014-08-29 19 58 04.jpg
 
今年からDIAM(ディアム)社の圧縮コルクが使用されています(大賛成)。 
 

コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。