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by the glass [参考資料]

イタリアワインの啓蒙と普及を考えておりましたら、アントンから「バイ・ザ・グラス」なキャンペーンイベントがあればなぁ‥という話が。彼もイタリアワイン・ベストソムリエ・コンクール(JET CUP)に参加するようになってから、その意識は高まったように感じます(ええ、感じますとも)。しかし、ソムリエの資格を持たねば、それには参加できない。でも、店舗単位で参加し競うこととなる「バイ・ザ・グラス」なキャンペーンならば、その店舗に従事するすべてのスタッフの意識向上‥ひいてはサービスの向上に繋がると言えますからね。

例えばカリフォルニア・ワイン・インスティチュートや、ワイン・オーストラリアが積極的に「バイ・ザ・グラス」キャンペーンを行っている模様。カリフォリニア料理、オーストラリア料理を専門に提供する飲食店の数は少ない。となれば、フランス料理店やイタリア料理店、もしくは和食店などへの積極的なプロモーション活動にも一役かってるとも言えますね。

そして、参加した飲食店への賞は、いずれもその生産国への視察旅行だったり‥と魅力的なものですし、消費者にとっても、グラスワインの種類が増え、様々な経験、楽しみが増えるのであればなおさら良い事であると言えます。

しかし、本来はイタリアワインの世界こそ「バイ・ザ・グラス」のキャンペーンをすべきではないか?と思います。多種多様な品種、産地‥。いっちょまえにその消費量(輸入量)はフランスに継ぐ規模ですが、何一つ啓蒙は進んでいない。知らず知らずの内に消費されているのも悪くはないが‥イタリアワインこそ、もっと広まるような気がするのは贔屓目だからなのか?と自問自答。そして、日本にこれだけイタリア料理店が存在するのであれば‥とも、思うのですが、それをまとめあげる組織がないんだな。輸入元もまとまりそうにないし、それを率いる組織もない。どこがどう‥という話はしませんが「ない」のです。

JET CUPは、日欧商事さんが輸入元としては単独、そして冠でもあるが「バイ・ザ・グラス」キャンペーンとなれば、複数の輸入元さんが協賛していただかねばならないですね。もちろん、それを告知、広める意味ではワイン誌にも‥となりますし、賞品としてのイタリア視察旅行となれば、アリタリア航空にも‥。金がかかるなぁ。でもそれが効果的な宣伝、プロモーションとなり、それで参加する飲食店さんにお客様が増え、それがイタリアワインの消費増に繋がれば、ショップも輸入元さんも‥そして何よりも、お客様が新しい発見、経験をしていただけて喜んでいただければ‥となるはずですし、そうしなければならないのですけどね。

無理かなぁ?

まとめあげる組織がない以上は、まずは、イタリアワインを専門に扱う輸入元さん達が、腰を上げてくれないか?と願います。もちろん、確実に効果的じゃないと‥ですけどね。何か、組織を作らないと、作っていただかないと‥イタリアワインをまとめあげる‥組織。

無理かなぁ?





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