Chianti Classico Riserva 2014 Bibbiano [毒味または晩酌]
Chianti Classico Riserva 2014 Bibbiano
キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ 2014 ビッビアーノ
些か不安な2014年、いくつかのワインはあたしのオメガネに適うことはなく去っていったのはご存知の通り。
しかし、このビッビアーノの最もスタンダードなキャンティ・クラッシコ(以下CC)の通称ブラックラベルは素晴らしかった。昨年の10月から販売しておりますので、弊社顧客ならすでにお試し頂き、そのコスパの高さや、2014年という不安材料を払拭する内容であることはご存知かと思います。
約1年遅れで初リリースされたのがこのキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ(以下CCR)となります。同じ2014年ですが、きっと来る2015年のブラックラベルも新しいラベルデザインになるのでは?と予想ができますね。
ブラックラベルは樽熟成はさせずにセメントタンクでの熟成のみ。対してこのCCRは半量はコンクリートタンクで24ヶ月もの熟成、もう半量はフランス産のトノー樽で18ヶ月の熟成後ブレンドされています。
飲めばそんなスペックも納得、樽由来の香味はしっとりと馴染み上品なもの。一杯目から美味しく飲めますが静かに、徐々にボルテージが上がってくるタイプ。
ビッビアーノは基本のブラックラベルもお手頃価格ですが、このCCRも、他の造り手ならCCクラスの価格帯を実現しています。もちろん、何もCCやCCR、CCGSの格付けだけで安いの高いの‥は禁物ですけどね。そう、名前負けしてるワインだってありますから。
価格設定が上手いんだよなあ。この価格、品質のバランスが取れてる。CCRの名前負けもしていない。まずは1本お試し下さいね。
(でも、ちょっとラベルデザインがシンプル過ぎるかな。)
タグ:イタリアワイン
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