コスパ◎のプーリア州土着品種達‥:I Tratturi / Feudi di San Marzano [毒味または晩酌]
プーリア州の土着品種である、ネグロアマーロやプリミティーヴォはイタリアワイン市場のド定番ながら、なかなか気に入ったワインに巡り会えないのが悩みのタネ。濃過ぎる‥という部分に作為的な何かを感じたり、どこか雑だなーを感じたり。ながら、この造り手のは久々に気に入った!I Tratturi Negroamaro 2011 Feudi di San Marzanoどこかオリエンタルな果実の香味を感じさせるネグロアマーロ。色味としては赤〜赤茶のイメージで、滋味深く複雑な香味も魅力的。ステンレスタンクでの仕上げは作為的で取って付けた樽香や、香料、濃縮を感じさせない無理のない密度。どこかオリエンタルな果実やスパイスを感じさせますね。そういう意味でもエスニック料理にも合うかもしれません。I Tratturi Primitivo 2011 Feudi di San Marzanoプリミティーヴォと言えば、カリフォルニアで著名なジンファンデルの源品種。紫の果実のイメージで、熟した紫の皮を持つベリーの香味が嬉しい。こちらもステン仕上げなので、その土着品種が持つ特有の香味がストレートで、無理がない。飲み疲れないほどほどの濃さ。お料理も選ばず使い易く、イタリアらしい赤ですね。I Tratturi Sauvignon Malvasia 2011 Feudi di San Marzanoイ・トラットゥーリ ソーヴィニョン マルヴァジア 2011 フェウディ・ディ・サン・マルツァーノ品種構成的にはとても面白そうだったんだけれども、この白は基準に満たずに華麗にスルー。
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