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検品。 [参考資料]

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昨晩、勢い余って開けてしましました。ただし、液漏れ疑いのあったボトルを‥。ご存知の通り、入荷時と出荷時に西野嘉高自ら検品をしております。検品にも、色んな項目があるんですが、やっぱり液漏れがないかどうか?は気になりますよね。通販だとなおさら‥たまたま液漏れのワインが届いたら、きっとお客様は「くっそ〜西野嘉高め〜、俺に液漏れのボトルを送りつけやがって〜」と思うはず。を、思うと検品はやはり重要だし慎重になります。とはいえ、西野嘉高も(開けるもせずに)すべてを見破れる‥とは思っておりませんので、西野嘉高の検品をかいくぐってもなお漏れている時もあると思います。配送途中で漏れるボトルもあるでしょうしね。ただ、未然に防ぐのは西野嘉高のお仕事でもある。

ということで、大量に買い付けていたペルカルロ。1998年は、この一本が西野嘉高の触覚、臭覚その他もろもろ‥第六感を含めて検査に通らなかったボトルでございます。もちろん、検査に通らないボトルが大量に発生すると、検査で問題ないボトルにまで疑いをかけ、返品の嵐となるのですが、一本だけなら、どうせ西野嘉高が飲むわけですし‥ということになります。

キャップシールは回るが、微妙な感覚。キャップシールを剥いでみると微かに漏れてました。矢印の部分ね。キャップシールを剥いだだけでは、わからないかもしれませんが、抜けばこの通り。この場合はコルク不良なんだな。側面に縦筋‥毛細管現象で、コルク頭まで伝ってる感じですね。この場合は二本ほど、線が見えますね。ただ、写真ではわかり辛いですが、その筋はワインで埋められ、一部は酒石キラキラが詰まり、酸化は食い止められている感じ。漏れたのは最近ではなく、現地のストックの頃に‥という状態。温度管理の不具合で噴いたものは、熱劣化の恐れがありますが、コルクの当たりハズレはあるし、それで噴いたものは、大抵このようにワインで傷口が埋まってる場合が多く、味わいは問題がないことの方が多い印象。コルクなんていらないのにねぇ。代替できる画期的なもの‥出て来ないかしら。

詳細な毒味は‥近日ご紹介しますが、状態は健全。液漏れで酸化のニュアンスはまったくありません。ペルカルロの場合、開いているか否か?が気になるところですが、香り、味わいともに開いている‥と言っても問題のな8分以上咲き‥。さすがに、CCRとは違い、樽の風味も十分ですが、果実がそれに勝るから凄いですね。まだ熟成した香味はなく、角が丸くなってきた第一次飲み頃。厚みも十分で、旨過ぎます。

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