Piere Sauvignon 2018 Vie di Romans
ピエーレ・ソーヴィニョン 2018 ヴィエ・ディ・ロマンス

一時期(数年前)ね、リリース仕立てだとミネラル勝ちして、ヴィエ・ディ・ロマンスらしい果実味がちょっと乏しく感じていた時期があるんですよね。そこにコロナ禍もあって、輸入元さんのビンテージ切り替わりサイクルが遅れてきたこともあり、何も慌ててリリース仕立てを紹介することもないな‥と改めた感じですね。お値段も上昇しておりますので、なおさら、輸入元在庫のバックビンテージからというスタンスになっております。

ということで、ようやく2018年のピエーレ。この手のステンレス仕上げのワインは、リリースしたての新鮮さが数年の熟成で落ち着いてくるとも言えますが、ヴィエ・ディ・ロマンスの場合は、キャピキャピの新鮮さがウリではありませんので、なおらさ好都合だったりもします。

例年よりもちょっとアルコール度数高めなボリュームもあり、果実味たっぷりのソーヴィニョンブランに仕上がっていますね。アルコールと果実味もしっかりあるのでミネラルが一人勝ちすることもなくヴィエ・ディ・ロマンスらしいいいバランスですよ。