メルマガにも書きませんでしたが、このヴィン・ソアヴェの二日目ぐらいに、同じくイナマのソーヴニョン・ブランのステンレス仕様の方を晩酌で飲んでます。イナマがソーヴィニョンにも力を入れるのは、その土壌特性にあるようで、ならば、ガルガネーガとの品種特性の表現の違いを経験しておこうという感じ。結果的になるほど同じ造り手だな‥を、実感する基本、しっかり、たっぷりめの果実味があるんですよね。色もそれぞれの品種のアベレージよりも少し濃いめに見えますしね。とはいえ、販売するのは、このベーシックなヴィン・ソアヴェとなります。



Vin Soave Soave Classico 2013 Inama
ヴィン・ソアヴェ・ソアーヴェ・クラッシコ 2013 イナマ

思ったよりも火山性土壌のニュアンスが控えめなに感じるのは、果実味がたっぷりだから‥も理由かもしれません。果実味がたっぷりなので、不足感はありませんが酸味も穏やか。抜栓したてから全要素が開いてますし、低い度数はなおさら飲みやすさに寄与しています。果実味もあるので、冷やし気味でも問題ありませんし、温度帯によってどやのこやのとなりませんので、気にせず楽しんでいただければと思いますが、バチっと、この温度(測る必要はありません)というポイントはきっとそれぞれにあると思います。




Carmenere Piu... 2019 Inama
カルメネーレ・ピゥ... 2019 イナマ

これ、おいしいんですよ。

あえてカベルネフラン味としても、お手頃価格だしね。果実の香味も終始全開でほどほどのアルコール感もあり、みなぎる赤ワインのおいしさがあります。サンジョヴェーゼや、ネッビオーロは国際品種と比較すると少し大人しい、エレガントな部分もありますが、こういう品種はね、パっと鮮やかに果実の香味が開いて感じれてとてもいい。どこか、模索しなくてもいいというか、とてもわかりやすい。