久々にハッとしてグっと‥(古いわ)な、ソーヴィニョン・ブラン。

ピエモンテらしい冷涼さ、ミネラル感は、アルト・アディジェやフリウリとは一線を画す出来栄えで、国際品種だからこそのワールドクラスな1本。キモも13,5度。もう少し度数が上がり、全体的なボリュームが出るならそれはそれでいいが、13,5度の飲みやすさが絶妙。シャープな酸。切れますね、研ぎたての切れ味、切れ伸びる酸。開く香味に品種特性はバッチリ。これが3,000円税込だと、勝てる、勝てるぞ!




Roero Arneis La Val dei Preti 2013 Matteo Correggia
ロエロ・アルネイス・ラ・ヴァル・ディ・プレティ 2013 マッテオ・コレッジア

その赤、ネッビオーロからなる、ヴァル・ディ・プレティは2015年を販売中ですが、その白、アルネイスからなる、ヴァルディ・プレティはなんと2013年がリリースとのことで飲んでみました。ヴァルディ・プレティを名乗るアルネイスの上級クラス、しかも2013年だと面白そうでしょ。しかもスクリューキャップだからか、2013年を感じさせないような、感じるような、樽熟成はさせてないんだけれども、新鮮なのか、落ち着いてるんだか、どこかアンバランス。ということで華麗にスルー。