これだけでは液漏れってわかんないですよね。
白ワインだとなおさらです。



キャップシールの頭を剥いでみました。
瓶口が汚れてるのは漏れ跡ですが、コルクはやっぱり白ワインだとわかんないですね。



側面にも漏れ跡、漏れたワインが乾いた感じですね。
キャップシールは回りませんし、普通ならパカリと外れる頭部分もメリメリという感じ。



キャップシール頭の裏側。側面から漏れたようです。



抜栓後のコルク。
白ワインだとわかんないですね。



裏側。やっぱりわかんない。



キャップシールの側面にも漏れ跡が。
漏れたワインがくっついてキャップシールが回らなくなるわけですが、そもそも、巻きの強い生産者のボトルは漏れてなくても回らないこともあるし、適切な湿度下で補完されてたワインはトップ部分にカビとか付きますし、それが原因で回らないボトルも少なくありませんので、回らない=液漏れではありません。

ちなみに、ちょっとカラメルのような香りがするんですね。
ボトル側面にも同じ匂いがしました。



実は、こんな感じで到着したのでした。
ただ、自分で箱を開けてなければ、わからなかった、疑わなかったかもしれません。

こういうのもコルクがハズレだったんです。

さて、味わいは、微妙に酸化のニュアンスがないようなあるような(どっちだよ)。
味わいの違いも、液漏れと知ってるか、知ってないかで、まあ、わかんないわ。

とはいえ、こういうのは未然に防ぐのも酒屋の仕事です。
(15年前と比べたらめっきり減りましたけどね)