ワイングラスは消耗品です(キリッ)



リーデル・ヴィノムのブルネッロ型(左奥)

リーデル・ヴィノムのブルゴーニュ型(中央奥)

リーデル・ヴィノムのキャンティ・クラッシコ型(左手前)
ザルト・ユニバーサル(右手前)
ザルト・シャンパーニュ(右奥)

一番使うのは、このヴィノムのブルネッロ型かも。国際品種もこれで飲んでるし、CCRやRdMも弊社で扱う生産者のものとなるとこれぐらいあっても大丈夫です。何度も書いてますが、ヴィノムのボルドー型のカット位置が1cmほど低めで(ボウルは共通)、その分口径が広く、少しブルゴーニュグラス寄りという認識です。

ヴィノムのブルゴーニュ型はやっぱりネッビオーロやシャルドネ。なかなかピノ・ネロを飲む機会がないのが残念ですね。ヴィノムXLの新世界ピノ型と併用しています。ま、ちょっとブルゴーニュ型グラスには悩んでるとも言えますが、あまり特殊なグラスを使うと、お客様との共感からズレるので、まあこれでいいんだけど。

ヴィノムのキャンティ型は基本のグラスになりますね。CCや、イタリアらしいスッキリ系の白など、赤白問わず、大抵のワインで使える万能型。これまではオヴァチュアが基本型でしたが、最近は「とりあえず」はこのグラス。でも、試飲会に持っていくのはオヴァチュアなんですけどね。

ザルトのユニバーサルは、ヴィノムのキャンティ型よりも大きめの万能型というスタンス。ヴィノムのブルネッロ型とはまた違うんだけれども、イマドキのイタリアワインは国際品種、土着品種選ばず使い勝手がいい。赤でも白でも‥古酒だってイケてるグラス。ザルトのボルドーやブルゴーニュと価格はほぼ変わりませんが、ザルトを始めるにはこれがいいと思いまっせ。

ちなみに、ザルトのブルゴーニュ型はちょっと大きすぎてワインを選びそう。ザルトならボルドー型ぐらいでちょうどネッビオーロやピノ、シャルドネを飲むのに適しているように思う。ボルドー品種なら、このユニバーサルぐらいが丁度いいかも。

ザルトのシャンパーニュ型は初めて。スプマンテはいつもフランチャコルタ公式グラスなんだけれども、ザルトだとどんな感じになるのか試しに買ってみた。少し小振りかな。蒸留酒やリキュールにも使えそう。まずはフランチャコルタで試してみます。

なお、ザルトは高額なグラスなので躊躇される方も多いですが、弾力というか、跳ね返るような柔軟性があるので、案外割れにくいんですよ。リーデルの方がカッチカチでぶつけたらすぐに割れる印象。実はランニングコストを考えるとザルトにした方がいいかも‥とすら思ってます。






(※あくまでも個人の感想です)