その輸入元であるフードライナー主催のカッシーナ・キッコの試飲展示会に参加してきました。

http://www.cascinachicco.com/

カッシーナ・キッコ社は、ピエモンテ州はカナーレにある生産者。父親の愛称であった「キッコ」が由来で1982年創業。来日されたのは、後継者である息子のマルコ氏と、真っ白のパンツとジャケットの似合う奥様(だと思う)。

Roero Arneis Anterisio

Langhe Nebbiolo

Barbera d'Asti Granera Alta

Barbera d'Asti Bric Loira

Roero Riserva Valmaggiore

Barolo Rocche di Castelletto

全体的に軟派な感じのない真面目な酒質。特に、ロエロ産のネッビオーロらしいバラの香りを持つランゲ・ネッビオーロのコスパが秀でている印象。上級ラインのバルベーラとロエロ・リゼルヴァはタンニン、酸ともにビシっとしており、飲み頃にはまだ時間が必要かも。最後のバローロはモンフォルテのジネストラ区画の畑からのもので、瓶熟成中のものでリリースは来年とのこと。将来的にはクリュを名乗る可能性もあるそうだ。酸やタンニンはすでに飲める域に達しており、リリース時にはさらに良くなりそうな気配。