Friulano/Malvasia Petris 2018 Venica e Venica [毒味または晩酌]
ヴェニカ・エ・ヴェニカにハマってますね‥。
と、言われそうですが、あたしにとっては初モノですので一通りの経験値の基準を作っておかねばなりません。なんでもおいしく飲むのが目標ですが、セレクトして販売するとなると、話は少し別になります。残念ながら、今回はこの2品種に関しては華麗にスルーです。もちろん、マズイという類いでスルーするのではありません。品揃え他、モロモロの理由も加味して‥ですね。
Friulano 2018 Venica e Venica
フリウラーノ 2018 ヴェニカ・エ・ヴェニカ
フリウラーノは熟成はすべてステンレスタンクとのこと。「らしさ」云々よりも、少しフィニッシュが短いと感じたのが最大の理由。
Malvasia Petris 2018 Venica e Venica
マルヴァジア・ペトリス 2018 ヴェニカ・エ・ヴェニカ
マルヴァジアと、一括りにできない品種ですね。アロマティック品種ってのはなかなか難しい。基本、食中酒を選ぶ傾向にあるので、芳香過ぎる‥または、食事に合わせるには華(花)やか過ぎると、ワイン単体ではおいしいんだけどね。だから(ゲヴェルツ)トラミネール系も同様に品揃えは少ない。アロマティック品種もそもそも一括りにできないのはソーヴニョン・ブランだって、そうだから‥になるが、ソーヴニョンはなぜか大丈夫。
要はメルマガには思いついた料理をパラパラと書き連ねることがままありますが、それが思いつかないのは、自分の中で食中酒として一括りにできないんだろうな。
タグ:イタリアワイン
2019-11-08 12:56
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Pinot Bianco Talis 2018 Venica e Venica [毒味または晩酌]
Pinot Bianco Talis 2018 Venica e Venica
ピノ・ビアンコ・タリス 2018 ヴェニカ・エ・ヴェニカ
実は、一番最初に毒味をしたのがこのピノ・ビアンコでした。
ピノ・グリージョの目立つ(わかりやすいという意味ではない)個性と比較すると、ピノ・ビアンコはピノ・ビアンコらしさを感じますが、比較的ニュートラルな酒質。だからといって、柑橘サッパリ系ではなく、白無垢なイメージ。何色にでも染まりますよな、おしとやかさが、食中酒にもピッタリくる。
ピノ・ビアンコらしいほどよい厚みがあり、まろやかさがあるので、サッパリ系というわけでもないし、アルト・アディジェのそれほどミネラルが前というわけでもないから、なおさらやさしさもある。とはいえ、酸に不足感もなく、ゆったりと飲める。なんだっていいんだけれども、個人的にはトマトの汁、出汁、トマトの赤さや青さではなくトマトの透明な汁、出汁。
タグ:イタリアワイン
2019-11-08 10:00
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