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ボリゲリらしいガオー系サンジョヴェーゼ [毒味または晩酌]

努力目標として一日一記事なブログ更新を目指していますが、さすがに昨日は‥。
結局合同試飲会には参加しなかったものの、一日で四軒の輸入元を回るのはさすがにキツイ。
二社程度の被りならまとめて回れると思うと都合が良いのですがね。
さすがに全種類飲むと大変なことになりそうですので、かいつまんでの試飲。となると焦点が定まらないんだなあ。
きっとホテルの宴会場のオフな日なのでお安い日だからカブるんでしょうね。

 
DSC07821.JPG
 
Cavaliere 2005 Michele Satta
カヴァリエーレ 2005 ミケーレ・サッタ
 
ボルゲリを始めティレニア海沿いは国際品種が似合う。
つまりサンジョヴェーゼなど土着品種にはあまり適さないとされているが、このミケーレ・サッタのサンジョヴェーゼ100%からなるカヴァリエーレは数少ない成功事例のひとつかもしれません。
 
とはいえキャンティ・クラッシコや、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを排する内陸のそれらとはまったく違う個性。ボルゲリならではの美味しいサンジョヴェーゼなんですね。
 
初日はいわゆるガオー系の香りが幅を効かせますが、二日目、三日目と進むにつれ、旨味がありジューシーな酸味を持つサンジョヴェーゼらしい姿があります。全体的に黒っぽいサンジョヴェーゼかな。
 
ヴェロネッリ誌2014年度版では2008年ビンテージが紹介されています。公式サイトの直販ではまだ2006年なんですよね。樽熟成も瓶熟成も12ヶ月のようですが、なかなかリリースが進んでいないのかもしれません。ただ、それってお客様にとっては好都合。
 
決して弱い(≒繊細)タイプの酒質ではありませんので、ある程度の熟れがより一層このサンジョヴェーゼを美味しく感じさせます。
 

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