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サンタルチア@京町堀 [毒味または晩酌]

月曜日の定休日は長らく続いた引き蘢り解消のため散髪に行ってきました。自分でもホレボレするぐらいのイケメソです。さて、昨日はリッツ・カールトン大阪での試飲会。久しぶりにこちらでランチを頂きます。
 
 
サンタルチア
住所:大阪府大阪市西区京町堀1-9-17
電話:06-6444-8881  
 
 
写真 2014-07-15 11 58 39.jpg
 
前菜の盛り合わせ/殿堂入り
 
ちょっといつもと違いますね(マヨネーズごはんがないじゃないか!)。
でも少しカレー風味のカボチャの冷製スープは変わらずガキガキクルトン入りで美味しいし、ニンジンとブロッコリーも安心のお味。
 
右下の赤いのは白身魚の揚げたもののトマト煮込みですが、トマトソースもケイパーもしっかり効いててサンタルチアらしい。右奥は牛肉の煮込みはアキレスがとても旨いし、サーモンも入ったサラダはオリーブがこれまたシャープに効いてる。どれもこれもサンタルチアらしいメリハリありまくりのしっかり味付けでアントンに白飯を要求するが無視される。
 
 
写真 2014-07-15 12 14 28.jpg
 
ズッキーニをランプ肉で巻いたものを煮込んむソースはジェノヴェーゼでパスタはペンネ/ニシュラン★
 
本来はトマトソースで煮込むなんとかという郷土料理らしいのだが、ナポリ風ジェノヴェーゼソースで(この方が好きだわ)。ジェノヴェーゼソースはしっかりとタマネギの甘味とトロ味があり濃厚な肉出汁は最高。ランプ肉で巻かれたズッキーニがこれまたトロトロで。しかもスープにはチーズが溶け込み、こんなあんかけは丼にするしかない!とアントンに白飯を要求するにも一向に出てくる気配は無い。

シュワシュワのグラス白ワインを一杯と、イスキアのビアンコレッラを頂きましたがこれが良かった。 
 
 
さすがシニアソムリエさんは違いますねえ!
(ほめ殺し) 
 
 
どうして(西)梅田であるリッツ・カールトン大阪での試飲会なのに、一駅遠い肥後橋駅のサンタルチアでランチを取るのか‥もちろん、サンタルチアが最強のナポリ料理店のひとつだから‥なわけだが、只今‥大阪で絶賛開催中の機動戦士ガンダム展の余興として、大阪市営地下鉄ではとってもガンダムなスタンプラリーを開催中。地下鉄のどこかの駅にその目印となるキャラクターの看板などが設置されているわけだが、この肥後橋駅には、シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクン、またの名をクワトロ・バジーナと、その妹、セイラ・マスこと、アルテイシア・ソム・ダイクンの立て看板があるのを楽しみにしていたわけだ。
 
 
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ん?
 
 
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しばくぞ!ワレ!
 
 
地下鉄運賃を使うのが腹立たしいので徒歩でリッツ・カールトン大阪まで。
今回のメインは有料試飲なのである。
なお、私はいつものとおりマイグラス(オヴァチュア)を持参しておりましたのでそれで。
 
皆さん、リッツのあのグラスで真面目に試飲よくしますね。
オレに適応能力がないのか‥。 
 
 
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Barolo La Serra 2009 Roberto Voerzio
 
ヴォエルツィオは他にもドルチェットやバルベーラも試飲しましたが思ったよりも押し付けがましくなく無理のない酒質ですね。その昔は濃さや樽の風味が少し暑苦しく感じたこともありましたが、濃さに洗練も感じとても美味しい。ただし、このラ・セッラの希望小売価格は30,000円税別とのこと。ヴォエルツィオは昔から高かったのでいまさら驚かないがどこで売れ、どこで消費されているのかは知らない。
 
 
Ornellaia 2010 Ornellaia MG
 
4月のテイスティングセミナー以来ですが、今回はマグナムでした。2010年のオルネッライアは素晴らしいですね。圧倒的な満足感があります。希望小売価格22,000円税別‥25周年記念ラベルですし、1985年に由来のあるお客様はぜひ買われることをオヌヌメします。お取寄せいたしますのでお気軽にご相談を。
 
 
Ornellaia 2011 Ornellaia MG
 
そのセミナーでは2010年ほど好印象ではなかった2011年ですが、圧倒的な果実の凝縮を良いタンニンと酸の構成がしっかりと支えており美味しいですね。こちらは希望小売価格23,000円税別。もちろん、お取り寄せ可能ですよ。
 
なお、セカンドラインのレ・セッレ・ヌォーヴェ(7,000円)のコスパの高さは、トリノーロに対するレ・クーポレ同様にとてもいい。
 
 
Brunello di Montalcino 2009 Luce della Vite
 
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノらしさよりもルーチェらしさの方が秀でるのはルーチェだから仕方がない。ルーチェの醸すサンジョヴェーゼ100%のワインがたまたまブルネッロ・ディ・モンタルチーノであったと考えた方がいいかもしれない。こう書くとネガティブだが、ワインとしてはとても美味しいし、個人的にはルーチェよりもこちらの方が好みだ。希望小売価格18,400円税別。ブルネッロらしさを思うとGAJAのサンタ・レスティトゥータの方が‥と思うが、ルーチェというブランドこそが大事なのだろう。
 
 
Luce 2010 Luce della Vite
 
グラスからの香りに少し鉄‥違和感を感じるが、飲めばルーチェで間違いない。メルロとサンジョヴェーゼの相性の良さも実感できるし、たしかにわかりやすい美味しさがある。名前だけは当時と変わらないが、その意図、意志、意義も変わった今‥あまり興味はないがブランドとしては確立した大成功したワインですね。セカンドラインのルチェンテ(5,500円税別)もなかなか良かった。
 
 
Masseto 2010 Masseto 
 
希望小売価格75,000税込ですが完売したそうです。実際に市場で完売しているかどうかはわかりません(少なくとも弊社は49,800円という破格なのにまだ残ってます)。たかだか50ml程度でしたが、完成度の高いメルロであるのは間違いありませんね。存在感ハンパない。試飲ボトルは1本だけだったので、最初の二杯ほどが売れたのを見計らってこのワインを一番最初に頂きました。希望小売価格75,000円税別‥もう拝むしかありません。
 
 
以上6杯飲んで‥
 
なんと500円ぽきーり!


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