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Palazzo Altesi 2000 Altesino [毒味または晩酌]

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サンジョヴェーゼ・グロッソ100%ながら、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCGも、ロッソ・ディ・モンタルチーノDOCも名乗らないIGT。サンジョヴェーゼをマセラシオン・カルボニックで醸し発酵させ、アリエ産のバリックで12ヶ月樽熟成させている。ブルゴーニュ型ボトルのワインはまずブルゴーニュ型グラスで試すのは安直だが案外正解率が高い。それほど濃くはないがしっかりと深みのある透明度あるルビー色はまるでピノ・ノワールかも‥と思ったが、これが真っ当なサンジョヴェーゼ・グロッソ。香りは複雑で、エレガンテな部分がそうなのかもしれないが、なんらDOCやDOCGを名乗るに遜色ない出来栄。香味が開き、まだ先のポテンシャルを感じつつも飲み頃のひとつ。せっかくなので、赤身肉をただただ塩で焼いただけに、やはりオリーブオイルとレモンが一番かと思う。
 
二日目には熟成したニュアンスも感じられ、想定内となるが、このワインの楽しみは初日。思ったよりも若く、初日は熟成したニュアンスを感じないのは、その果実の香味に隠れているだけかもしれない。それほど初日の果実の香味は複雑で良い。そんな熟成したニュアンスを隠してしまうほどの果実の香味を初日に楽しみたい。
 
 
 
ただしっ! 
 
 
 
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ブルゴーニュ型ボトルを横で寝かせて熟成させると全てがこうなるとは思えませんが、このボトルは少々ボトルネック側が下に傾いていたのかもしれませんね。コルク尻の方に澱が‥でも、澱というよりも果皮など‥にも見えるのですが‥食べてみるととても美味しい(笑)。ボトル側面にも波跡のような澱の形跡、底の凹みにも万華鏡のような澱がありますが、このように上に‥というボトルもあるかもしれませんのでビックリしないでね。 

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